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レポート英語圏

【オーストラリア】グリフィス大学

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現在、オーストラリアのグリフィス大学に協定校留学と学部奨学金を併用して留学中の文学部教育学科4年の瀬川です。私は2023年2月の頭から留学をはじめ、2024年の1月で留学期間が終了するので今回が最後のレポートとなります。こちらでの留学生活を学習面と生活面からご紹介できればと思います。少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。

 

学習面
グリフィス大学はオーストラリアクイーンズランド州に4つのキャンパスがあり、そのうち3つは私が滞在しているブリスベンにあります。私は3つのキャンパス全てに通いましたが、どのキャンパスも自然が豊かでとても綺麗で、設備も整っています。また、総合大学なのでどんな分野を勉強するのにも適しており、大東文化大学の広々としたキャンパスが好きなかたや幅広い分野で学びを深めたい人にとって整った環境ではないかなと思います。オーストラリアの大学は3学期制ですが、実際3学期目は義務ではないため、授業を受けない生徒や、オンライン又はオンライン併用の授業も多いです。今学期は自分の興味のある科目を取りましたが、オンラインのものも多く、オンラインの弊害も感じるとともに、オンラインならでは復習のしやすさや、柔軟性も感じています。特に資料の説明がわかりやすかったり、授業の内容自体の理解がとてもスムーズにできるなと感じています。キャンパスにある図書館も様々な人に配慮したブースが設けられており、例えば、音を立てない部屋、耳が聞こえない人のためのサポートブースなど、さまざまなところからオーストラリアにおける包括的な教育や環境の整備の取り組みが見られて興味深いです。また、ジャパンクラブというクラブ活動でも、忘年会などのイベントが活発に行われていて、いろんなバックグラウンドを持つ生徒と交流でき、自分の視野を超えた新しい考え方や価値観を感じられるという経験の素晴らしさを感じています。移民や多国籍のバックグラウンドを持つオーストラリアならではの多様性と寛容さは、英語を話すということに不安を持つ人や、海外にいったことがない人でもきっと自然に溶け込んでオープンになれる環境ではないかなと思いました。

 

生活面

私は留学を始めて2〜3ヶ月ごろからシェアハウスに住んでいますが、以前住んでいた家で日本人女性のオーナーと衛生的な問題や家に入れずテスト期間に夜3時間外で待たされるなど、トラブルが多く本当に大変でした。オーストリアでは街灯も少なく、店の多くも5時ごろに閉まる上治安も悪い地域もあるので住宅選びはしっかりとしたオーナーを見極めることをお勧めします。残念ながらこうした学校の留学で私たちの住環境を助けてくれたり事前に総合的な情報をくれる人は誰もいなかったので、特に女性の方は本当に気をつけてもらいたいです。私はその家をフェイスブックで見つけたのですが、オーナーとの間に誓約書もないのでしっかりと契約書、ルール、領収書などを用意してくれるようなオーナーの家に住むことをお勧めします。また、こうした生活環境に関するトラブルは精神的にもとても重いものだったので、勉学を全うする上でも、難しいと思いますが親御さんともよく相談して調べていくことをお勧めします。もし、オーストラリアの留学についてなど、何か聞きたいことがあれば私、瀬川までどうぞ気軽にご連絡ください。

少しでも皆様のお力になれたら嬉しいです。
お読みいただきありがとうがございました!!