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レポート英語圏

【アメリカ】Whatcom Community College

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こんにちは。現在、アメリカのワシントン州ベリンハムに位置するWhatcom Community Collegeに留学している外国語学部英語学科3年のNIです。私は、奨学金留学と減免留学制度を利用させていただいています。留学生活がスタートしてから11ヶ月が経過し、今月末に帰国を予定しています。今回は、冬休みから現在のクオーターの様子と留学の振り返りについてお話ししたいと思います。

 

 

【授業面】
Whatcomは4クオーター制で、1月3日~3月22日までが冬クオーターとなっています。今学期は、English101、ESOL87、Art130を履修しており、私は火曜木曜日が全休という形になっています。初めにEnglish101は週に3回、現地の学生たちと大学レベルのライティングについて学びます。この授業では、TEDTalkや先生から提供される長くて難しいテキストを読み、ディスカッションをしたり、これらの内容に基づいたエッセイを書いたりしています。現在取り組んでいるエッセイは、ワード7~10枚ほどの量を求められています。留学前はこれほど多くの枚数のエッセイを書いた経験がなく、そんなに書くことない!と思っていました。しかし、どのようなことを書けば良いのかという詳しい説明は授業内に行われるので、意外にもあっという間に規定の枚数を書くことが出来ます。4技能の中でもライティングには特に苦手意識を持っていたのですが、授業を通してライティング面の成長を強く感じています。また、クラスメートたちは自分の意見をしっかりと持っており、ディスカッションは常に活発に行われます。最初は何を話しているのかわからず、聞くだけで精一杯でしたが、わからないから黙って聞いているのではなく、わからないとハッキリ言うことが大事なのだと学びました。それと、自信のない意見でもとりあえず言ってみることも大切です。そうするとクラスメートたちはまず肯定してくれて、そこから話を広げてくれたりします。この授業はいわゆる“当たり”の授業で、先生は常に私のことを気にかけてくださいますし、クラスメートも私が理解できない時は、わかるように説明してくれます。私にとって、この授業は少し挑戦ですが、沢山助けてもらいながら取り組んでいます。ESOL87は発音の授業で、留学生向けとなっているのでEnglish101と比較すると難しくはありません。この授業では、アメリカ人のように完璧な英語を話すことが重要なのではなく、単語のどの部分にアクセントを置くのか、文中のどの単語を強調するのかが相手に理解してもらうために大事なのだと教わりました。これまでに曖昧にしていた、理解しているようでしていなかったことなどを学ぶことができ、個人的にとても面白いと思う授業です。Art130についても簡単に説明します。この授業は陶芸の授業で、正直、単位振り替えにはあまり役に立ちません。ですが、日本の大学では珍しい科目だと思いますし、以前からやってみたかったという理由で履修しました。マグカップやお皿、置物などを作りました。息抜きにもなり、友人たちと話しながら楽しく作品作りをしています。

 

 

【休日面】
私はホームステイをしているので、サンクスギビングやクリスマスはホストファミリーと過ごしました。サンクスギビングでは、ホストマザーの親戚たちと集まって伝統的な料理を食べたり、ゲームをしたり、ビーチに出かけたりしました。クリスマスは、クリスマス映画を見たり、プレゼント交換をしたりしました。留学の主な目的の一つが異文化を感じることだったので、これは大いに叶えられたと思います。その他の休日は、課題に追われる日もあれば、ファミリーと外食に行ったり、ミュージカルに連れて行ってもらったり、友人とは映画やバー、バスケ観戦、アウトレットに行ったりなど、楽しい週末を過ごしています。冬休みには、日本人の友人とニューヨークを旅行しました(シアトル→ニューヨークまで約5時間半のフライト)。有名な観光地を沢山訪れ、さらにはクリスマスシーズンだったので、クリスマスマーケットやロックフェラーセンター前のツリーなど、存分にニューヨークのクリスマスを感じることができました。また機会があれば訪れたいです。

 

 

【最後に】
留学生活がスタートしてからあっという間に11ヶ月が過ぎ、今月末に帰国予定です。まだ帰国の実感があまりないのですが、思い返してみると毎日が充実し、貴重な経験を沢山させていただきました。留学をさせてくれた家族には感謝の気持ちでいっぱいです。留学中は楽しいことばかりではなく、心配事や大変な事も多くありました。ですが、自信を持って言えるのは、留学してよかった!成長できた!ということです。英語についてはもちろん、それ以外のことも色々学びました。日本にいては出来なかった経験や、これまで気づかなかったことにも気づくきっかけになったと思います。帰国まで3週間を切っていますが、最後まで悔いの残らないように過ごしたいです。以上が私の最後の留学生レポートとなります。ありがとうございました。