こんにちは。文学部教育学科4年の御堂敬美です。私は、グリフィス大学へ2024年6月から2025年2月まで学科内奨学金を利用し、留学させていただいております。今回、1回目のレポートということで到着から約2か月の現在の様子、また出発までにあったトラブル等を皆様にシェアさせていただきたいと思います。
〇出発前
まず、あまり出発前のことについてレポートに書いている人はいないのではないかと思いますが、自分の場合イレギュラーな事態が発生してしまったためここで皆様に共有させていただきます。
私自身、もともとカナダへ2024年5月から2024年12月までの7か月間カナダへの留学を検討しており準備も進めていました。が、しかし3月になってもなかなか入学許可証をカナダの学校から受け取ることができずまた、そのためビザもの手配もすることができませんでした。その後も、国際交流センターの方が何度もカナダの大学のほうにコンタクトを取ってくださっていましたが、このまま待っていてもビザが取れずに予定通り留学ができないかもしれないという状況になってしまったためカナダへの留学は断念せざるを得ませんでした。ただ、国際交流センターの方が代打の案をすぐに提示してくださり、その選択肢の中にグリフィス大学があったため今現在、無事に留学を開始することができています。
私のように出発数か月前にして急遽、行き先が変わるというような体験をする人はあまりいないとは思います。ただ、こういうイレギュラーな事態も留学をすると決めた段階で降りかかってくるかもしれないということを皆様にシェアさせていただきたくここに書かせていただきました。
〇生活
次はこちらに来てからの自分自身の変化などをお話させていただきたいと思います。
こちらに来てそろそろ2か月が経とうとしているところですが、なんとか生活に慣れてきたかなという感じです。
最初の1か月のお話をさせていただくと、メンタルのほうがなかなか安定しなかったかなと思います。自分はそこまでホームシックにはならないだろうなどと出発前は考えていました。しかし、日本での大学生活が周りの人たちのおかげであまりにも充実しすぎてしまっていたため、こちらに来たばかりのころは本当にとにかくホームシックで寂しくて仕方がありませんでした。また、自分の英語力のなさに落ち込む、ホストマザーとのコミュニケーションの取り方に悩む、自分の内向的な性格にばかり目が行ってしまいほかの留学生と比べて落ち込む、想像以上に学校に日本人の留学生の方が多く、これで英語を伸ばしていくことができるのか悩んで焦る、でも、日本語が通じる環境に安心してしまっている自分もいてそれが悔しくてたまらなくまた落ち込む。などというようにネガティブな感情に支配されてしまい完全に負のスパイラルに陥っていました。本当に辛かったです(笑)。これまでなんとなく留学経験者の体験談などを目にしていましたがみんなこれを乗り越えて留学を経験していたのか。本当にすごいな。と心から感じました。
でも、慣れてきました!こちらでの生活にも慣れるし、落ち込むことにも慣れてきました。というのも、正直に言うと自分はまだまだだなと思うことはたくさんあるし、落ち込んでしまうこともまだたくさんあります。でも、落ち込んでいる自分も受け入れて、消化できるようになってきたのかなと思います。ただ落ち込んで「あぁ。だめだ。自分ダメだ。」で終わるのではなく、そのあとに「じゃあ、どうしていこうか」と問題に対して考える余裕が2か月目にして少しずつですが、出てきました。これはほんの少し成長してきた点かなと自分の中で思うので嬉しく感じています。
ここまで、割とネガティブな部分を書いてしまったような気がしますが、私自身こちらにきてよかったなと思うことがたくさんあります。でも、まだまだ自分は成長できるのかなと思っています。今のままで満足せずにあと半年という限られた時間の中で自分にできることを探し、積極的に行動していけるように頑張っていきたいです。