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【アメリカ】サンフランシスコ州立大学

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こんにちは!経営学部経営学科3年の掛水舞梨です。私は、サンフランシスコ州立大学(SFSU)へ2024年5月末から2025年5月末の約一年間、学部内奨学金留学制度を利用して語学留学に来ています。約6ヶ月の留学を通して学んだことを、下記のトピックに分けて赤裸々にお伝えしたいと思います。学習の様子や授業プランについては前回のレポートを参考にしてください。

https://www.daito.ac.jp/international_exchange/international_blog/english/details_43130.html

あくまでも、私の意見です。そして私らしく書かせていただきます!
1、日本人がモテるということは事実?
2、英語力は?
3、意志が強くなければ留学は無理!!お金はやっぱり必要!!!
〜アメリカ、サンフランシスコの生活は(食事・麻薬・治安・気候…)?〜
4、3年生で就活はどうしているの?休学?単位や卒業は?
5、私は幸せ者です!ありがとう。

 

 

【1、日本人がモテるということは事実?】
事実です!私がモテるわけではありませんよ!日本人がモテます!
私は外出することが多く、人と関わる機会が多いです。どこ出身?と聞かれ、JAPANと答えると絶対に日本の文化や人が大好き、日本人は相手に対する礼儀正しさや尊敬が素晴らしいと言われます。その度に私は日本人でよかったという誇りと、日本を築いてきたセンパイに感謝の気持ちでいっぱいになります。ありがとうございます。
日本人としてはモテているので、私としてモテるよう頑張りたいと思います。

 

 

【2、英語力は?】
向上します。話せるようになりました。聞き取れるようになりました。日常会話・生活はできるようになりました。友人も私の英語力の向上に驚き、誉めてくれるほど向上しています。成長!成長!帰国したらヨシヨシしてね。
私は英語力ゼロで留学にきました。高校生まで部活動と遊びに本気、テストも赤点を取らないように、という感じで勉強をしてきませんでした。Do you〜?と言った、中学時の知識がかろうじて残っていたレベルです。SFSUの語学学校はTOEFLのテストをから、レベル(40以下、50、60、70、80、90)別に授業を受けるシステムで、私の前期レベルは50から始まりました。学期が終わる頃に再度テストはありますが、授業の成績がC以上であればテストの点数は関係なく、次の学期は一つ上のレベルへ進むシステムです。私は50だったので今学期は60のはずですが、70に飛び級しました。私のテストの点数が良かったとか成績が良かったとかは関係なく、先生方が私の成長から飛び級の話を持ちかけてくださいました。レベルが上がるということは英語の難易度も上がり、わからないことだらけになります。しかし私自身、挑戦すること、成長することが大好きで、チャンスは掴まないといけないという考え方であるため、迷わず飛び級を選びました。私はクラスで1番読むことも話すこともできない、発音も悪い、そんな状況から始まり、何度も葛藤していました。私は根っからの負けず嫌いで、悔しくて悔しくて悔しくて、わからないことがあればその場で調べる、友人やルームメイト、先生に質問する。その甲斐あってか、現時点で、全ての科目がA判定(Aが一番上)であり、このまま終わればA判定で今学期を終えることができると思います。
これからテスト週間に入り、帰国まで残すことあと1学期になりますが、もっとかっこよく流暢に英語を使いこなせるよう頑張りたいと思います。帰国したら頑張ったねとヨシヨシしてください! 

 

 

【3、意志が強くなければ留学は無理!!お金はやっぱり必要!!!】
留学は辛いです。何回友人に会いたいと思ったか。何回帰国したいと思ったか。本当に辛いです。もちろん楽しいこともあり、学ぶことも多く刺激的な毎日です。ですが、日本のように夜一人で歩くことはできない(家で過ごすかUberを使う)、ジャンクフードが多い、ご飯がお口に合わない、ホームレスが多い、ドラッグの匂いがきつい、友人がいない、友達・知り合いゼロスタート、などなどイメージしている楽しい留学生活とはほど遠く、きつく、つらいことの方が多いです。そして英語を話さなければ生活できない環境、その英語が伝わらない、これもストレスです。クラスメイトは、英語が嫌になり「やってられない!」と欠席している人もいるくらいです。
その度に私はアメリカに何をしにきたのか、今帰って後悔はしないか、目標は達成したのか、と自分自身と向き合っています。友人に話を聞いてもらったり日本食を作ったり食べに行ったりして、日本を身近に感じるようにしています。今のところ帰国せずにいます。
アメリカは大麻が合法でどこでも匂います。ドラッグが原因でホームレスになっている人も多くいます。私は吸ったことも触れたこともないです。日本人で大麻をきっかけに、違法に触れ強制送還されたことや、帰国前に大麻から抜け出せずに日本で逮捕された、という話はよく耳にします。留学はきついです。興味半分や、このキツさを大麻で紛らわせることができるなら、と薬物に手を出す気持ちを理解することはできます。アメリカは大麻が容易に手に入る(大麻グミなどもある)、やっている人がいるから少しくらい大丈夫だろう、という考えもできます。私の人生で大麻に手を出すことはないですが、人生を棒にふることのできる環境はすぐそこにあります。その環境下でも自分を守れるか、誘惑に負けない意思はあるか、意志が強くないと人生を台無しにしてしまいますよ。
サンフランシスコはアメリカの西側、カリフォルニアにあります。カリフォルニアと聞くと暖かい場所と想像する人が多いかもしれませんが、SFの夏は日本の春秋の気温くらいで、半袖を着る機会は少ないです。冬はダウンが必要なくらい寒いです。SF生活半年で、雨が降ったのは4回です。比較的生活しやすい、暑くなく寒すぎない気候です。坂が多いため、いい運動になります。アメリカは移民が多い国ですがSFは特に多いと思います。多国籍で他国の文化や生活について学べて面白いです。新たな考え方や、視野が広がり、何でもありだなという思考に至ります。
クラスメイトは、遅刻は当たり前、欠席もしょっちゅう、そんな環境でもそれらを受け入れ、自分はそうはならない、何のために学校へ高いお金を払ってもらっているのか、自己と向き合い続けることが大切だと思います。
また、私のプログラムは休みが少ないです、日本の大学のように長期休みはないです。アメリカは祝日も滅多にないです。インスタグラムで同級生が遊んでいる姿を見ながら自分は勉強しています。それでも私は学びにきている、こんな経験をしている私は幸せ者だと、自分を貫く強い意志でやっています。
SFはシリコンバレーの地域で、ハイテクだなと思います。無人タクシーや戦車のような見た目の車が走っていることや、アップル製品を使用している人も多く、テクノロジーの最先端にいる感覚です。友人の兄弟や恋人が、Facebookやテスラ、Appleに勤めていることも多く、会社の福利厚生やお給料について聞くと自分も頑張ろうと思わせてくれます。
アメリカです。物価が日本とは比にならないくらい高いです。私はアメリカへ渡る前にアルバイトをしていましたが、学生ビザの場合、アメリカでアルバイトをすることは違法で、できません。私は旅行にお買い物、大好きです。アメリカは日本で取り扱っていないモノもたくさんあり、旅行に行きたい場所も多いです。
今思うこととしては、もっと資金を貯めてからアメリカへ来るべきだった、と思います。生活費でも莫大な費用が必要です。留学に来る前には十分な資金を貯めてから来るべきだと思います。

 

 

【4、三年生で就活はどうしているの?休学?単位や卒業は?】
休学はしていません。現時点で、単位もフル単で留年する心配もなく2026年の3月に大好きな友人たちと笑顔で卒業する予定です。三年次の今、大東文化の授業は履修できないです。特例としてゼミのみ履修できています。毎週水曜日から木曜日にかけての深夜にzoomで参加しています。帰国するときは四年生として新年度が始まっています。四年生の履修登録は大東生と同様にしますが、5月の末に帰国するため、4月から帰国までの授業を、オンラインで参加するか、レポートの提出をするかは、履修する科目の先生によって異なり、現時点では分かりません。留学の単位を経営学科の必須科目に単位振替は難しいと言われています。帰国後にやるしかないなという覚悟です。皆さんサポートをお願いします。
就活についてですが、アメリカでもできることはしているつもりです。自己分析や企業調べをしたり、オンラインのインターンシップに参加をしたりしています。11月に行われたボストンキャリフォーラムにも参加してきました。私は、就職できなくても大学院やワーホリに行く選択肢があるし、就活が全てではない、新卒が全てではない、という考えでした。しかし、ボスキャリを通して、絶対にこの会社に行きたい!と思い惚れた企業様と出会うことができました。現在面接や面談をしている段階で、まだ内定は頂けていませんが、このご縁と運は掴んで見せます!このレポートが記載される頃には面接を行なっています。次の留学レポート掲載の時(4月)には素敵な結果報告ができるよう、皆様願掛けをよろしくお願いいたします。

 

 

【5、私は幸せ者です!】
私はすごく恵まれていて、最高!超幸せ者です。ありがとうございます。
私の人生において、アメリカへ留学という貴重な機会を提供してくださった大学関係者の方々、ありがとうございます。
金銭面、金銭面、金銭面。生活・精神面、全てにおいてバックアップしてくれている両親。パパママありがとう。私への投資、還元があると期待はしないで投資し続けてください、お願いします。
私の大好きな人たち。お話を聞いてくれたり笑わせてくれたり、帰国後にすることリストを作ってくれたりと、応援し支えてくれて、舞梨なら大丈夫と期待し無病無事故だけを願い続け心配してくれてありがとう。突然ビデオ電話がかかってきたり、会いたいと言ってくれたり、嬉しいです、幸せです、いつでもお待ちしております。帰国したら今まで以上にとことん!甘えさせていただくので、覚悟をお願いします!!
國府ゼミのみんな、ありがとう。寝ることが必要不可欠で大好きな私にとって深夜にオンライン授業は眠く、脳みそが動かなくなるのですが、そんなことは忘れて、もっと受けていたい、お話しをしていたい、毎週水曜深夜が楽しみだ、と思わせてくれる。頑固すぎるけど人一倍ゼミのことを考えてくれる頼り甲斐満載のゼミ長をはじめとし、優しくて大尊敬、クセ強めの個性しかない私の自慢の人たちです。ありがとう。帰国したら乾杯してね。
そして留学を通して出会った方々、ありがとうございます。人生で貴重な経験をしている中、素敵なご縁を通して出会えた方々や、留学を通していなかったら出会えていなかったであろう方々、出会えて良かったです、幸せです、ありがとう。
最後に自分。寂しい辛い、きつい、でも刺激で面白くて楽しい。そんな環境を自ら選んだ自分、ありがとう。周りの人に支えられて出会って幸せ者ですね。感謝を忘れず、いっぱい学んでいっぱい笑っていっぱい楽しんで胸を張って帰ろうね。
私は英語を学びにきているため、英語ができないことをバカにされたり、冗談混じりでも侮辱されたりすることは多々あります。でも、そんな人は私が成長するための踏み台と、自分が輝くための紙ヤスリです。私をキラキラにさせてくれてありがとう、そしてバイバイッ!
こんなに感謝感謝感謝な環境と人に出会えている私は超幸せ者です、ありがとうございます。留学を通して身をもって感じています、本当にありがとうございます。
残りの留学生活ですが、大好きな人たちに会える日が近づいていることの喜びがある一方、あと半年のアメリカ生活かぁと、寂しさが入り混じっています。
「#楽しんだもん勝ち」という私のモットーのもと、感謝の気持ちを忘れず、「楽しそう、最高の笑顔だね」と私への最高の褒め言葉をとたくさん言ってもらえるよう、1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。