International

レポート英語圏

【アメリカ】Whatcom Community College

  • Facebookでシェア
  • Xでシェア
  • LINEでシェア

【はじめに】
2024年9月20日より、アメリカのワシントン州ベルンハムにあるWhatcom Community College に留学させて頂いております。経済学部社会経済学科3年の山川貴弘と申します。
本稿では、渡米より約4ヶ月が経過した私の留学生活が如何なるものかをお伝えします。
 

 

【学習面】
Whatcom Community Collegeではクオーター制を採用しており、私は9月開講の秋クオーターより、英語学習者向け講座ESOL(English-Speakers Other Languages)を主軸とした学習を行っております。本講座は、各生徒を成熟度ごとに振り分けた後、適切な難度から指導するという方針である為に、英語学習者に対し広く奨励できるものです。また、一月開講の冬クオーター現在、私は中級者向けクラスに割り当てられており、与えられる多様な課題によって、自身の総合的英語力が日々向上することを実感しております。
加えて、Whatcom Community Collegeは語学関連講座の他、多分野にわたる専門的学びの場を提供しており、留学生は任意でこれを受講できます。斯く言う私は、今期より金融論の受講を開始し、高度な英語に圧倒されながらも、日本とは異なる視点からの学びを享受する有意義な毎日を送っております。
平日は午前9時半から午後1時まで上記講座に出席し、その他の時間は自習や友人との交流に費やす。このような留学生活を通じて、私の英語力は大いに成長したと深く感じます。今後も積極的な学びを継続し、さらなる英語力向上に務める所存です。
 

 

【生活面】
ベリンハムは、シアトルやバンクーバーまで二時間程度の好立地に位置し、飲食店や大型商業施設等の生活に不都合ない環境を備える田舎街です。また、スポーツや自然体験といった娯楽が盛んであり、そこに住まう人々の寛容性から、留学生も溶け込みやすい地域コミュニティが形成されています。更に、大学附属の寮は住人の多様性に富み、大学主催イベントも豊富である為、国際交流の場に事欠くことはありません。
このような恵まれた環境の下、私は「友人と大いに学び、大いに遊ぶ」を意識し、忙しなくも実りある留学生活を送ることができていると自負しております。
 

 

【最後に】
留学生活において必要なこと。それはやはり積極性だと考えます。最初は何もかもが不慣れで、自身の未熟さ故に焦燥や不安に苛まれることも屡々。しかしながら、これに打ち勝つべく起こした行動こそが自らの成長に繋がるものであり、新たなる環境に適応するための契機であることを、私はこの地から学びました。
また、日本でも良質な英語学習ができる現代だからこそ、留学する意義を洞察する必要性を深く感じます。留学の機会費用は膨大であり、単なる英語学習はこれに価しないでしょう。故に、私は「留学特有の事柄を探求する」という姿勢を大切に、日々を過ごすことを心がけております。
残すところ2ヶ月間となった留学生活。過ぎ去る時間の速さに驚愕する毎日ですが、多くを学ぶ意欲と多くを楽しむ心立でもってして、これを悔いのないものにしていきたい。そう強く思います。