こんにちは、イギリスのセントラルランカシャー大学に留学中の吉田悠馬です。ここプレストンでの生活も8か月が過ぎ、今ではすっかり第2のホームタウンのように感じるようになりました。第3回目、最後のレポートでは、大学の授業と最近の生活について、最後に留学を振り返って思うことについて話します
大学の授業について
4,5月は学期の締めくくりということもあり、エッセイの提出、プレゼンテーション、さらにテストもあり、とても忙しい日々を過ごしました。大学の先生はエッセイの添削から、個人的な相談まで、とても親身に聞いてくれました。このような先生方との距離の近さは、日本の大学ではなかなか経験できないことだと感じました。また、4月にはイギリスならではの「イースター休暇」という文化も経験しました。日本では馴染みのない行事ですが、街全体が穏やかな雰囲気になり、家族や友人と過ごす大切な時間を重視する文化を感じることができました。
最近の生活について
忙しい学業の合間には、お気に入りのカフェや公園に行くのが日課になっていました。イギリスの春は思ったよりも天気が良かったので、私は頻繁に公園でピクニックをしたり、散歩をしながら太陽を浴びていました。そうすることで、溜まっていた留学の疲れも少しずつ癒やされていきました。ただ、日本より花粉が少ないと思っていたイギリスでも、予想以上に花粉症の症状が出たのには驚きました。スギ、ヒノキよりも、イネ科の植物が多いと聞きました。
留学を振り返って
この8か月間、英語力はもちろん、生活力や異文化、人との繋がりの大切さを学びました。時には困難を感じることもありましたが、それを乗り越えるたびに、自分の成長を実感できたと思います。また自分自身にとって大きな変化だったのは、自立心が大きく育ったことです。実家暮らしだった自分が、一人で生活し、家事や買い物をするうちに、日本での日常がいかに幸せであったかを感じることが出来ました。また毎日の生活の中で、自分の力で問題を解決する力も身についたと感じています。これからは日本に帰国し、留学での経験を活かして、さまざまなことに挑戦していきたいと考えています。新しいことを恐れず、自分の可能性をもっと広げていけたらと思います。最後になりますが、この貴重な留学の機会を与えてくださった大学や家族、友人、そしてここイギリスで出会えた全ての人に心から感謝しています。本当にありがとうございました。