皆さんこんにちは。国際関係学部3年の岡本千織と申します。私は現在インドネシアのガジャマダ大学にて留学生としての生活を始め、およそ2か月が経ちました。今回の初めての留学生レポートでは、大学生活,休日,海外での生活を始めて感じたことについて紹介していきます。
(1)大学生活について
私は文化学部考古学科の講義と語学コースにてインドネシア語の講義を計10コマ受講しています。
まずは、考古学科の講義についてお話します。国際関係学部に所属する私がインドネシアの大学で考古学を学びたいと思った経緯は、昨年の現地研修にてボロブドゥールやプランバナンを訪れた際、大迫力の中でも緻密なつくりを実際に目にできたこと、ガイドの方々の話を聞き、さらに詳しく専門的に学びたいと感じたことにあります。
講義では専門的な用語ばかりなのだろうと予想していましたが、実際は日常でも使える用語が多く、考古学を学びながらインドネシア語を学べるという現状にとても楽しさを覚えています。なぜこんなにも日常生活でも使える単語が多いのだろうと考えていた際、教授の言葉でとても印象に残った言葉があります。それは、「考古学的物体は全てより広い人間の生活システムの一部である」という言葉です。つまり、物は技術や生活環境、社会組織などの影響により人間が考えて作り出したものであり、考古学を学ぶと一つの物体から人間の古くからの考えや知恵と現在までの変遷を一度に知ることができるということです。この言葉を聞いてから古くの人間の知恵を知るための考古学ではなく、今を生きる人間としての考古学だと理解し、授業がより楽しく感じました。
講義が終わってからは友達と食堂でご飯を食べます。私が授業の関係でお昼ご飯を食べれないことが多々あるのですが、授業が終わったら私と一緒に食堂に行くことをルーティーンにしてくれています。はじめはインドネシア語で話す際、わからない言葉があってもわかっているふりをしてしまいましたが、インドネシア人の友達はわからないことはわからないと言っていいし、わからないことはすべて私たちが教えると言ってくれました。その言葉を聞いてから、毎日が新しい言葉で溢れ、刺激的な毎日を送ることができています。また、日本の大学とは違い学部ごとに食堂があることもインドネシアの大学の魅力です。授業が早く終わる日には、大学内を回るバスに乗って少し遠くの学部の食堂まで行くこともあります。
また、日本語学科の学生向けに着物の着付けを教えました。50人近くの学生が参加してくれました。日本の文化に興味を持ち、授業外であっても自分たちで実際に体験してみよう、学んでみようという機会を作る学生たちの姿から、何事にも全力で取り組むインドネシア人の真っすぐさに今自分にできることを全力で頑張ろうと再度決意することができました
(2)休日の過ごし方
休日は友達とショッピングモールに行ったり、大学のイベントに参加したりします。予定がない日にはカフェに行って授業の予習復習やインドネシア語を学んでいます。
ジャカルタのホストファミリーと2年ぶりの再会をしました。ホストファミリーが私の住んでいるジョグジャカルタに来てくれた際に、美術館に行ってインドネシアの伝統的な衣服を見ました。インドネシアは多くの島々から成り立っており、島によって文化や言語が異なります。この美術館では島によって異なる伝統的な衣服を歴史とともに学ぶことができます。今回は私たちのために閉館後に特別に開けてくださり、館長さんがつきっきりになって解説をしてくださりました。そのあと、ジョグジャの町を一望できる屋上でホストファミリーとみんなで夜ご飯を食べました。2年ぶりの再会でも前回同様に暖かく迎え入れてくださったことに嬉しく感じたとともに、留学先でも自分の頼りどころがあることにとても心強さを感じました
(3)海外で生活をして感じたこと
私は海外に来て、1から自分の生活環境を整えることにとても難しく感じました。電気代の払い方や寮のルールなど日本とは生活の仕方が異なり、海外から来た身として失礼なことやルール違反などをしないように日本で住む以上に気を付けて暮らしています。
また、大学での情報は自分から情報を取りに行かなければなりません。情報はわかっているのが当たり前とされ、毎日いろいろなSNSをチェックする必要があります。日本にいる時よりも様々なところに注意を払って生活する習慣が付きました。
(4)最後に
留学生活最初の2か月は自分が考えていた以上に時の流れが早く、現地での自分の生活環境を整えることや授業、テストに精一杯の毎日でした。そんな中でも学校や寮の友達の優しさに助けてもらいながら楽しい生活をすることができています。残りの10か月は自分がインドネシア語を喋れるようになることで恩返しできるよう頑張りたいと考えています。



