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レポートアジア・ヨーロッパ圏

【フランス】リヨンカトリック大学

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 はじめまして、フランスのリヨン・カトリック大学に2月から留学している渡邊利沙です。フランスに来てから時間が過ぎるのがとても早く、もう2ヶ月が経とうとしています。新しい土地での生活にもだんだん慣れてきて、友達と出かけたり、勉強したり楽しい生活を送っています。私が住んでる街や雰囲気の紹介をしたいと思います。

 

【街】

私が住んでいる街、リヨンは美食の街と言われていて寮の近くにも美味しそうなレストランやカフェがあったり飲み屋さんがあったり、週末には観光客や地元の人で賑わっています。電車に乗れば大きなショッピングセンターもありますし、とても住みやすく交通の便もいいです。リヨンではギニョールという人形劇が有名で、こぢんまりとした小さな劇場がいくつかあります。子供から大人まで、様々な年代の人が見に来ています。とても面白いのでぜひ見に行ってみてください。

 

【学校】

学校は寮から川を挟んで徒歩10分ほどで着くのでとても近いです。クラスはレベル別に26個に分かれていて、入学時に筆記と面接のテストをしてクラス分けされます。私のクラスはアジア人が大半を占めていて、そのほかヨーロッパや南アメリカの学生がいます。日本の学校とは授業スタイルが違い、皆積極的に質問や自分の意見を発言していています。私は、初めは緊張してなかなか発言できませんでしたが、だんだん慣れてきて少しずつ言い出せるようになりました。授業は午前8時から正午までと午後1時から午後5時までの二部に分かれています。私は午前の部なので、朝早起きして4時間学校で勉強してから、そのあと寮で勉強したり友達と外出したりしています。

 

【イベント】

学校や寮では色々なイベントが催されていて自由な時間をとても有意義に過ごすことができています。例えば、アイススケート、映画、料理、スキー、観光、ロッククライミング、交流会などたくさんあります。学校以外でもフランス人と友達になることができるイベントや日本語を学習している生徒などと交流することができるイベントもあります。

 

【寮】

寮では各自一部屋ずつ部屋が分けられていて、7階建ての建物になっています。部屋には冷蔵庫と電子レンジと小さなコンロ、洗面台があり簡単な食事を調理することができます。地下には大きなキッチンがあるので友達などと料理するときは大きな台所を使うこともできます。各階に6個ずつトイレとシャワールームがありますが男女兼用のところもあります。初めは戸惑いますがだんだん慣れてきます。

 

【美術館、観光名所】

リヨンにはいくつかの観光名所があります。寮の近くにフルヴィエールの丘という場所がありロープウェイで登っていくとリヨンを一望することができる丘と、ステンドガラスや天井がとても綺麗な大きな教会があります。

 

 私は2月後半に休みが1週間あったのでパリに行って来ました。テロなどの事件がありましたが、警察などが厳重にデパートや美術館の警備をしていたので今では少し安全かなと思いました。もちろん地下鉄や街にはどんな人がいるか分からないので、注意しなければいけません。パリでの観光の良いところは、すべての美術館やベルサイユ宮殿などがフランスでの学生ビザを持っていると無料になるところです。私はたくさんの美術館に行き、自分の興味のある絵画を見て、思う存分楽しむことができました。リヨンでは日曜日にはカフェやパン屋以外のすべてのお店が閉まります。

 

 リヨンでの生活は日本の生活とは全く異なりますが、色々なことを経験することができ、勉強するのに適している環境だと思います。残りの生活も悔いが残らないように大切に生活していきたいと思います。