中国語学科の学生で、上海の復旦大学で長期留学中の野口茜さんから現地レポートが届きました。御覧ください。
夏休み終盤、秋学期の授業開始前に、私は「Langue Night」に参加しました。そこでは数多くの外国人学生と交流することができました。中国人学生は少なく、欧米やアフリカなど、多様なバックグラウンドを持つ学生が多くいました。
中には中国語をうまく話せない人も多くいましたが、互いに英語を交えながら会話を楽しみました。普段はなかなか英語を使う機会がないので、実践的な会話の良い練習の場となりました。
最初は緊張しましたが、皆が親切に話を聞いてくれて、すぐに打ち解けることができました。この体験を通して、自分の語学力、特に瞬発的に言葉が出て来ない課題を実感したので、今後の授業では特にスピーキングに力を入れようと思っています。
長期留学はもう半年過ぎました。この6か月で最も印象的だったのは、友人との旅行や、クラス全員でのピクニックです。授業でのグループディスカッションや、食堂での食事、先生方との会話など、何気ない日常が全て大切な思い出になりました。復旦大学の先生方はとてもフレンドリーで、授業以外の話題でも気軽に会話ができました。
留学を通じて、多くの人と出会い、多様な経験をし、旅行先では現地の文化・歴史・方言を学びました。また、授業を通して中国ドラマや古代劇に出てくる四字熟語や成語の理解も深まりました。
残りの留学期間では、中国語の語彙力と表現力をさらに高め、日常会話だけでなく専門的な内容も自信を持って話せるレベルを目指します。また、現地での交流をさらに広げ、言語だけでなく中国の社会や価値観を肌で理解できるよう努めます。