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宮瀧交二歴史文化学科教授編著『武蔵国・新羅郡の時代―朝霞市・志木市・新座市・和光市の古代遺跡をめぐる』が出版

内容

新羅郡はどこにあったのか?
『続日本紀』に記された「新羅郡」は、位置・範囲・実態ともに謎に包まれている。
朝霞市・志木市・新座市・和光市の四市に残された主な古代の遺跡を取り上げ、「新羅郡」の謎にせまる。
四市や周辺の古代の様相がみえてきた。

【目次】

まえがき
第Ⅰ章 武蔵国新羅郡誕生の歴史的背景について(宮瀧 交二)
コラム 新羅郡研究と午王山に残る「新羅王居跡」伝説(中岡 貴裕)

第Ⅱ章 内からみた新羅郡
1 新羅郡の時代の朝霞市(照林 敏郎)
2 新羅郡の時代の志木市(大久保 聡)
3 新羅郡の時代の新座市(川畑 隼人)
4 新羅郡の時代の和光市(鈴木 一郎)
コラム 向山遺跡の平安時代(野沢 均)

第Ⅲ章 外からみた新羅郡
1 中武蔵の土器様相― 須恵器・土師器から見た新羅郡―(根本 靖)
2 高麗郡建郡の背景(中野 高行)
3 幡羅郡と郡家跡(知久 裕昭)
コラム 特別展「新羅郡の時代を探る」を振り返って(安井 翠)

第Ⅳ章 討論 新羅郡の時代を探る
1.新羅郡はどこからどこまで?
2.新羅郡はどこの郡を分割してできたのか
3.新羅郡家はどこにあったのか
4.新羅郡に寺はあったのか
5.新羅郡に新羅の人々が移住した証拠はあるか?  (雄山閣公式HPより抜粋)

編著者

鈴木 一郎 (和光市教育委員会)

宮瀧 交二 (大東文化大学 文学部歴史文化学科 教授)

 

発行年月日

2022年2月25日

価格

2,860円

出版社

雄山閣出版