こんにちは、経営学部経営学科のSです。私は、協定校留学制度を利用して、中国の北京外国語大学に留学しています。中国に来てから3ヶ月が経ち、半年間の留学生活も折り返し地点を迎えました。
<学習面>
私は中国語文学院に在籍しており、ここでは多くの海外からの留学生が中国語を学んでいます。学期の初めに簡単なテストを受け、その結果に応じてAからHまでのクラスに分けられました。1日の授業は2コマだけなので負担はそれほど大きくありませんが、朝8時から始まる日もあり、少し大変に感じることもあります。授業は主に、文法や単語を学ぶ授業、読み書きの授業、スピーキングの授業の3種類が週に3回ずつあり、さらに週1回の選択授業もあります。スピーキングの授業では、ほぼ毎週、その週に学んだ内容に関連したテーマで、1人約3分のスピーチを行います。人前で話すのがあまり得意ではない私にとっては大変な課題でしたが、スピーチの後には先生が一人ひとりにアドバイスをしてくれます。特に、単語の使い方が間違っていた場合には、正しい表現を丁寧に教えてくれるので、自分の考えを正確に伝える力が少しずつ身についてきたと実感しています。
<生活面>
私は「国交楼」という寮に住んでおり、徒歩5分ほどで教室や食堂、スーパーに行けるため、日本での生活と比べるととても便利に感じます。また、中国はデリバリーが安く、よく利用しています。食堂に比べると少し高いですが、人が非常に多く混雑する食堂で並んで食べるよりも、手軽で快適です。注文した食事は、校門のそばにある鍵付きロッカーのような受け取りボックスに配達され、自分のスマホを使って開けるシステムになっています。さらに、地下鉄やタクシーも日本より安価で、移動の際の交通費があまりかからないため、気軽に出かけることができます。周辺には観光地も多く、休日も充実しています。
<終わりに>
言語や文化の違いに戸惑うこともありましたが、それ以上にたくさんの学びと発見がありました。また、新しい環境に適応する力がついてきたと感じています。残りの留学期間も積極的にさまざまなことに挑戦し、ここでしか得られない経験を大切にしながら過ごしていきたいです。そして、今回の留学で得たことを将来の学びや仕事に活かしていけるよう、今後も努力を続けていきたいと思います。