こんにちは。文学部英米文学科3年の鈴木真尋です。
昨年5月からアメリカのセントクラウド州立大学に留学し、1年間の留学生活を終えて帰国しました。今回が最後のレポートとなるため、授業や学内活動、休日の過ごし方に加え、留学を通して学んだことについても綴ります。
授業
授業は前期と同様に4科目を履修しました。内容は、英語学、経済学2科目、映画に関する授業です。どの授業も現地の学生向けに行われるため、内容を理解し、授業についていくことに苦労しました。特に経済学の授業では、基礎知識があることを前提に進められる場面が多く、とても大変でした。
映画の授業では、毎週1本の映画を視聴し、先生から出される約5つの質問に答える形式でした。また、英語学や経済学の授業では、学生と先生の距離が近く、分からないことがあれば積極的に質問することができました。大変なことも多くありましたが、現地の学生と同じ環境で学ぶことで、英語力だけでなく、自分から学びに向かう姿勢も身につけることができました。
学内活動
私は昨年5月からアメリカで自炊を始め、寮の共有キッチンを利用して、定期的に自炊イベントを企画・運営しました。セントクラウドは4月下旬まで雪が降るほど寒く、冬の間は屋外で長時間過ごすことが難しかったため、室内で交流できる場を作りたいと考えたことがきっかけです。
イベントでは、鍋やカレーなど、日本人にも現地の学生にも親しみやすい料理を作りました。参加者は日本人学生が約6割、現地学生が約4割で、食事をしながら自然に会話が生まれる場になりました。最初は料理の準備や味付け、参加者への声かけなどに苦労しましたが、回数を重ねる中で、参加者の好みに合わせてメニューを工夫したり、役割分担をしたりすることで、より円滑に運営できるようになりました。この活動を通して、食事は人と人をつなぐきっかけになることを実感しました。
休日
休日は、ルームメイトと過ごすことが多くありました。ルームメイトは車を持っていたため、普段は行きにくい場所にも連れて行ってもらうことができました。例えば、Mall of Americaというアメリカでも有名な大型ショッピングモールに行き、買い物をしたり、食事をしたりして休日を楽しみました。
また、外出を通してアメリカの生活や文化を身近に感じることができたことも、留学中の大きな経験の一つです。授業だけでは学べない日常会話や現地での過ごし方を知る機会にもなり、充実した休日を過ごすことができました。
留学を通して学んだこと
今回の留学を通して最も大きく変わったことは、自分から行動する姿勢が身についたことです。留学前の私は、誰かに言われてから動くことが多く、自分で課題を見つけて行動に移すことはあまり得意ではありませんでした。しかし、アメリカでの生活では、授業や寮生活、友人関係など、分からないことや困ることが多くありました。その中で、待っているだけでは状況は変わらないと感じ、自分から質問したり、人に声をかけたりすることの大切さを学びました。
特に、自炊イベントを企画した経験は、自分の成長を実感できた出来事です。日本人留学生が食事面で困っていたことや、現地学生と関わる機会が少なかったことに気づき、自分にできることとして、寮の共有キッチンで日本食を作るイベントを開きました。最初は不安もありましたが、実際に行動してみることで、多くの人と関わるきっかけを作ることができました。また、参加者から感謝の言葉をもらい、自分の行動が周囲の人の役に立つことも実感しました。
留学生活は楽しいことばかりではなく、授業についていくことや、英語で自分の考えを伝えることに苦労する場面も多くありました。しかし、その一つ一つに向き合ったことで、以前よりも自分で考え、行動できるようになったと感じています。この経験を今後の大学生活や将来にも活かし、困難なことに対しても受け身にならず、自分から挑戦できる人でありたいです。

