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レポート英語圏

【アメリカ】フィンドレ―大学

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アメリカ・オハイオ州のフィンドレ―大学に留学中の、外国語学部英語学科3年島野大地です。私は英語学科交換留学と奨学金留学を併用して留学をさせていただいています。少しでも役に立つ情報を発信できたらいいなと思います。今回は私自身の英語力について、授業についてそしてフィンドレ―での生活についてお話していこうと思います。

 

・英語について
留学について考えるとき最初に思い浮かぶのは自分の英語力で生活できるのか、授業についていけるのか、このような疑問だと思います。結論から言いますと、大丈夫です。
私の英語力は決して高くありません。大学入学当初のTOIECスコアは300点代でした。勿論留学前に勉強しましたが、そんな私でもやっていけます。アメリカへきて最初の1、2カ月はほとんど聞き取れませんでした。それでも何度も聞き返したり、ゆっくりと喋ってもらったりするなどして、コミュニケーションをとってきました。授業でも宿題などの重要ポイントは聞き返したりするなどして何とか乗り切れます。重要なのは理解しようと努力するだけです。自分の英語力を理由に留学をあきらめないでください。

 

・授業について
私は留学生コースの授業からComposition, Reading, listening, Communication, Grammar, Cultural Connection を取っています。Cultural Connection の授業では大学外の人々と交流する機会が多くあり、主に日本紹介のプレゼンテーションをしています。そして学部授業の方から聴講でInternational study, Movie class, Genki kid を取っています。Movie classでは日本の映画をみてその映画についてディスカッションをします。Genki kid では紙芝居や折り紙などの日本文化を通して幼稚園児と交流します。合計で週に25時間、授業時間があります。これはほかの人と比べてかなり多いですがその分多くの時間英語に触れ、多くの経験をしています。課題やプレゼンテーション準備など大変ですが、とてもやりがいがあります。

 

・生活について
私は自分を含めて五人で一つの家に住んでいます。現地学生と共同生活を送ってみたかったので寮ではなくハウスを選びました。シャワー、キッチン、洗濯幾など生活に必要なものはそろっており何不自由なく暮らしています。食事は週に7回食堂が使えるミールプランを選択しそのほかは自炊をしています。食材は近くのスーパーから調達します。歩きでは少し遠いのでいつも友達に車で送ってもらっています。週に一度無料のシャトルバスも大学から出ているのでそちらを使っている人もいます。大学付近には多くのファストフード店、スーパー、日本食レストランなど生活に困らない程度のお店がありますが、娯楽施設はあまりありません。

 

・最後に
今年はコロナウイルスの影響により、様々なイベントがキャンセルされてしまい本当に残念です。しかし与えられた10カ月という短い時間を無駄にするわけにはいきません。私は三つのクラブ活動に参加し、交流イベントにも必ず参加しています。自分で積極的に交流の場を見つけ友達の輪を広げ、全力で楽しむように心がけています。
フィンドレ―は田舎の小さな町ですが、身の危険を感じたこともなく、人々はみな暖かいです。大学内では机にパソコンなどの貴重品が放置されていることもあり、生徒同士が信頼しあっているのだと思います。私はフィンドレ―大学に留学できて本当に良かったと思います。私の留学も折り返し地点に到達します。後半も全力で学び、楽しんでいこうと思います。

 

・写真について
フィンドレ―大学は他の大学と比べて小さいですが、その分現地学生と仲を深めやすいです。まさかアメリカで親友に出会えるとは思ってもいませんでした。