International

レポート英語圏

【アメリカ】Whatcom Community College

  • Facebookでシェア
  • Xでシェア
  • LINEでシェア

 皆さんはじめまして。法学部政治学科4年のToraです。現在世界では新型コロナウイルスのオミクロン株の拡大が懸念されている状況です。私はWashington州にあるWhatcom Community Collegeに語学留学に来ています。こちらに来てからはおよそ2ヶ月半が経ちました。私のBellinghamでの留学生活についてご紹介しようと思います。

 

●大学について
・授業
私は英語学習を目的としたESLAというコースに通っています。授業は主にWriting、Reading、Speaking、Grammarの4つです。週に各2クラスずつあり、それに加えて金曜日には留学生活に関する授業が1クラスあります。そのため平日は全ての曜日に授業があります。授業は午前11時から始まるので、朝が弱い私にとってとてもありがたいです。

 

・設備
平日は学内にあるトレーニングジムをよく利用しています。無料で使えるのでとてもありがたいです。他にもバスケットコートやテニスコート、サッカーグラウンドがあります。また大学図書館はとても綺麗です。図書館内にはWriting centerというスペースがあり、スタッフさんがレポート作成のサポートをしてくださいます。困った時はこちらを利用しています。

 

●生活について
・住居
私はCedar Hallという大学寮で暮らしています。まだ新しいので建物内は非常に綺麗です。4人部屋、2人部屋、1人部屋と選択肢がありましたが、私は費用的に最も安かった4人部屋を選びました。4人部屋は共用キッチンと共用リビングがあり、トイレ、シャワールームと洗面台は各2つずつあります。そして4つのプライベートルームがあります。コロナ禍ということもあり、学生の数が減少し各部屋空室があるようです。私の部屋もルームメイトは1人しかいません。そのためシャワールームや洗面台は完全に私物化しています。

 

・環境
Bellinghamの治安は日本ほどではないですがとてもいいです。街の人々もとても親切です。ただ夜のアメリカを1人で出歩くのだけは危険なので気をつけてください。またここではバス移動が基本です。WTAというバスを学生は無料で利用できるのでとても便利です。天候についてですが、こちらは結構不安定です。一週間を通して雨の日も多々あります。晴れてさえいればのびのびと散歩を楽しめる素敵な街です。

 

・周辺施設
周辺にはBellis Fairというショッピングモール、Walmart、Target、Fred Meyerといったスーパーマーケットがあります。これら施設だけで生活必需品は十分に揃います。またCostcoも周辺にありますが、入店には会員証が必要です。日本のコストコカードも利用できるので利用したい方は事前に用意しておくといいかもしれません。またファストフード店も多く存在します。自炊が面倒な日はハンバーガーで済ませましょう。

 

・娯楽
少なくともこちらは都会ではないため、アミューズメント施設やレジャー施設は多くありません。自然や公園の方が多いです。近くにトランポリンランドやボウリング場、映画館はあります。また高速バスを利用すれば3時間ほどでシアトルに行けます。シアトルにはスターバックス1号店がありますので長期休暇を利用してぜひ訪れてみてください。一方、寮内で他の国の留学生と映画を見たりゲームをしたりするのもとても楽しいです。日常会話、授業では学べないようなスラング英語の勉強にもなります。

 

●近況について
今は11月ですがつい先日、雪が降りました。大学4年生ながら積雪に興奮してしまいました。夜中の3時ごろにサウジアラビア人の友人に呼び出され、極寒の中で雪だるまを作りに外へ行きました。完成したタイミングで寮のスタッフさんが訪ねてきて、写真を撮られ大学寮公式のInstagramに掲載されました。 ありがたい反面、少し恥ずかしい気持ちもあり複雑な心境です。また昨日はとうとう日本食レストランへ行ってしまいました。そちらでは味噌ラーメンとサーモンの握りを食べました。サーモンの握りは2貫で約600円でした。日本ですと12貫食べられる値段です。しかしながら、わさびを初めて食べる友人らの面白いリアクションが見られたのでよかったです。

 

 

●留学について
もし今留学を迷っているのなら必ず挑戦してください。英語が得意ではない自分ですが、後悔は一切していません。意外となんとかなります。ただ留学に来たばかりの頃は人とコミュニケーションをとるのにとても苦労しました。なぜなら自分の英語力に自信がなく失敗を恐れていたからです。しかしながら、英語に溢れた日常の中で生活していると自然と英語が聞き取れるようになってきます。そして失敗を恐れずに会話をするように心がけています。案外伝わります。伝わらなかったらどうしようと考え過ぎて殻に籠るのではなく、どんどん発信していく姿勢がとても重要だと学びました。確かに日本にいながら語学を勉強することは可能です。しかし、実際に使うような日常会話を学ぶのは難しいと思います。留学の利点はその国の文化を学びながら、そして人々とのコミュニケーションを通して言語を学べるところにあると思います。日本では味わえない刺激的な毎日が待っています。ぜひ一歩踏み出してみてください。

 

新型コロナウイルスの影響で一度は諦めたアメリカ留学ですが、国際交流センターや法学部事務室の皆様のご支援があってこの度のアメリカ留学が実現いたしました。この場をお借りして心より感謝を申し上げます。また留学を前向きに支援してくれた家族にも感謝しています。留学について詳しく聞きたい方がいましたらメールアドレスを掲載しておきますのでお気軽にご連絡ください。

 

大学メールアドレス:s17142021@st.daito.ac.jp