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レポート英語圏

【オーストラリア】グリフィス大学

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最初に書くが、自分はこの留学に来てよかったと思っている。そして留学があと1カ月で終わるので、今の心境、そしてこれから留学をする人たちに向けたものを書こうと思う。
今でも寒い日の朝、電車に乗って空港に行ったのを覚えている。飛行機に乗るのは初めてではないものの、1人で海外に行ったことがなかったし、そもそも1人旅を国内でしたこともなかった。そんな中、留学への期待と不安を抱えたまま、オーストラリアに来た。そしてオーストラリアに着いた当日にホームシックになり、とても悲しかったのを覚えている。今となってはいい思い出で、こうやって振り返ると1年はあっという間だとつくづく感じる。このようにきつかったこともあったが、それを上回るくらい楽しかった、自分の英語が伸びた、様々な学びがあったというのが自分の感想だ。

次に、新しく留学に行く人に向けてつたえたいことは能動的に動くことだ。内容は一字一句同じではないが留学前に行った大東の授業で、ある教授がこんなニュアンスのことを言っていた。「自分から挨拶をして、自分から行動しなさい」。これを聞いたとき、これだけは徹底しようと感じたのをいまでも覚えている。そして、その通りに行動したら、語学学校の最初の授業で韓国人の友達ができ、その友達からそのまた友達と芋づる方式に友達や知り合いがたくさんできて、いろいろなことを一緒にできた。今思うと、あのとき、声を掛けなかったらこの留学生活で海外の友達が多くできなかったし、今頃どうなっていたか全く想像もつかない。確かに知らない人に声をかけるのは怖かったし、自分の英語力で大丈夫かと不安もあったが、そんな考えをよそに、自分の周りの人は自分の拙い英語でも、嫌な顔せずに話してくれた。だから誰かが話しかけてくれるだろう、今日じゃなくてもいいやと考えるのではなく、「とりあえず今挑戦してみよう」、「とりあえず今話しかけてみよう」と考えてほしい。その最初の1回のハードルが高いだけで、それからは慣れて、初対面の人に声をかけやすくなる。


最後にはがこの貴重な留学の機会を与えてくれた両親や学校には感謝をしている。