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レポート英語圏

【イギリス】ウェストミンスター大学

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こんにちは、私は外国語学部英語学科で、奨学金留学を利用してイギリスのウェストミンスター大学に留学をしています、S.Tと申します。6月から1月、8か月間の留学生活の半分を終えたので、4か月の経験をお伝えしようと思います。

 

ウェストミンスター大学はロンドンのシャーロックホームズでもお馴染み、Baker Streetの近くに位置しています。そして、バスで10分から20分ほど行けばBig ben、London eye、Tower of Bridgeなどが見ることができ、観光客で賑わっている場所でもあります。


私は学校からバスで30分ほどのところにあるAlexander Fleming Hallsという大学の寮に8人のフラットメイトと滞在しています。キッチンとシャワールームは共有して利用しており、タイミングが合えばフラットメイトと話をしながら、料理をしたりしています。場所は変われど、日本の一人暮らしとほとんど変わらない生活を送っていますが、物価×円安の影響で生活費は必然と日本の2倍程になるのは避けられません。しかしながら、日本の首都東京と違うところは、高い建物があまり見られず、緑豊かな公園が多くあり、また2012年のオリンピックをきっかけに自転車が流行し、自転車専用道路があるほどで健康のために自転車で出勤する方が多いそうです。

 

ここで皆さんにお伝えしたいのは、表題にもある通り、留学生活では憧れをできるだけ早く捨てる。これが留学生活の成功に繋がると思います。2023年のWBC第5回大会で日本がアメリカを倒し優勝したのは皆さんの記憶にも新しいと思います。アメリカとの試合前に、中心メンバーとして活躍した大谷翔平選手が円陣で入れた喝、「憧れるのをやめましょう。」という言葉は大きくニュースで取り上げられ、一躍話題となりました。そして、私の留学生活はこの言葉を胸に日々過ごしています。自分の拙い発展途上の英語に自信を持って、現地の文化を尊敬し、こちらの生活に早く溶け込む努力をすることが留学生活の一種の醍醐味だと思っています。日本にたくさんの外国人観光客が毎年来ていて、その方たちとお話しすることもいい経験になりますが、1か月でもいいから島国日本を飛び出て外国で生活し、「外国人」と暮すことで、間違いなく辛いことばかりですが、最後にはいい経験になることは間違いありません。