こんにちは!社会学部社会学科3年のS.Tです。現在、私はサンフランシスコ州立大学の付属の語学学校に通って、今回は2回目のレポートなります。前回に引き続き皆さんの役に立ちそうな情報を共有していこうと思います。今回は特に学習面中心で書いていこうと思います。
『学習面』
私は今、大学付属の語学学校で勉強していてレベル70のクラスに在籍しています。語学学校は5つのレベルに分かれていて私のレベルはちょうど真ん中のレベルになります。秋のセメスターが終了したので、このセメスターを通して感じたことをお伝えしたいと思います。まず授業の内容は専門的なテーマを扱ったものが多いです(科学、歴史やビジネスなど)。
扱うテーマは専門的ですが読解の授業は予備校の授業に近いと思います。読解するうえで必要なスキルをみんなで学習していこうという感じです。しかし、ディスカッションが多いので自ら意欲的に取り組むことが求められます。コミュニケーションの授業は、ほとんどプレゼンテーションです。必然的に学生と先生とコミュニケーションをとることになるので、会話のスキルは上がると思います。選択授業では私は発音・語彙の授業を取りました。この授業はほかの授業に比べると比較的簡単で難易度も高くありませんでした。きっと楽しく学習できると思います。大学に入学するためにはTOEFLかIELTSが必要になります。語学学校では定期的にTOEFL ITP を受けさせられます。そして基準のスコアとクラスの成績で大学に入学できるかどうか決まります。レベル70以上のコースから大学に出願できるようになり、レベル70ではTOEFL ITPのスコアが475点以上かつクラスの成績がB以上で入学可能になります。個人的に語学学校の授業と並行しながらTOEFLの勉強はとても大変だったので、事前に十分なスコアを持っておくことをお勧めします。
私が言いたいことは、結局、先生によって学習する内容・課題の量なども変わってしまうのですが、どの先生であっても一生懸命頑張ることが一番大切だと思います。当たり前と思うかもしれませんが、これができなければよい成績も結果も出ないとこの期間を通してわかりました。
『生活面』
とにかくサンフランシスコは物価が高いです。私はホームステイを利用して費用をおさえていますが、それでもかなりかかると思います。日本で食べられる一蘭のラーメンが一杯1000円ぐらいですが、こっちで日本のラーメンを食べようとすると3倍の値段がかかります。物価は高いですが、かなりインフラが整備されているので移動手段には困ることもないですし、いろいろ目を奪われるようなもので街中はあふれています。電車やバスは日本ほど時間に正確ではないので余裕を持って行動することをお勧めします。サンフランシスコは多様性の街なのでいろんな人種の方がいます。特に学校もそうですが、アジア人がとても多いので、すぐ慣れると思います。
『最後に』
これを読んでいる方は留学に興味があり、どの大学にしようかと迷っている人だと思います。これは留学をしようと思っている人全員に言えると思いますが、留学行く前に勉強していった方が圧倒的に有利だと思います。留学するとだいたいの日本人は会話やリスニングの難しさに直面すると思います。そこですでに文法や読解の能力を持っていたら残りの二つのことに集中すればいいので、自分自身を楽にさせる意味でも日本で勉強していった方が私はいいと思います。むしろ文法なんかは海外で勉強するよりも日本で勉強したことの方が難しかったりします。なので、私は十分な語学力を持ってた方が自分のスキルをより成長できる機会にさせてくれると思います