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アジア・ヨーロッパ圏

【韓国】成均館大学

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こんにちは。国際関係学部国際文化学科3年の鈴木ことみです。私は、協定校留学制度を利用して3月からソウルにある成均館大学校にて交換留学生として勉強をしています。留学期間は2026年2月から12月を予定しており、現在韓国で生活をし始めて2か月半ほどが経ちました。このレポートでは、韓国での大学や普段の生活についてお話ししたいと思います。

【大学生活】

<オリエンテーション>

 2月末に、交換留学生・訪問留学生向けのオリエンテーションが開催されました。これはすべて英語で進行され、さらに他の留学生で韓国語を話せる人がほとんどいなかったため、英語が得意ではない私は戸惑いを感じました。韓国であっても、海外では英語が当たり前に使われることを改めて実感しました。

オリエンテーション終了後には、事前申請必須のウェルカムパーティーに参加しました。ここでは、韓国語を話せる中国からの留学生や韓国人学生と韓国語で話すことができ、とても楽しい時間を過ごしました。

<講義>

交換留学生は、語学堂または大学の学科のいずれかに所属することができます。私は、大学の授業を受けたいと考え、政治外交学科に所属し、大学で授業を受けています。履修登録については、交換留学生向けの英語で開講されている授業以外は、基本的に担当教授にメールで許可を得る必要があります。韓国の履修登録は日本と違い先着順であるため不安に思っていましたが、受講を希望していた授業はいずれも韓国語で開講されていたため、教授に直接連絡をし、許可をいただき履修しました。

 前期は3つの授業を履修しているため、それぞれについて紹介します。

一つ目は、「高級韓国語」(週2回・各3時間)です。高級クラスであるため、文法や語彙の学習よりも、会話や作文といった実践的な活動が中心となっています。

二つ目は「21世紀韓国ドラマの理解」(週1回・3時間)です。この授業は、正規留学生とともに受講しています。講義を数回受けた後、7つのグループに分かれてPPT発表を行う授業形式です。この授業は少し特殊で、発表形式や評価方法について学生自身意見を出し合いながら決めることができました。日本ではあまり見られない形式であり、自分たちの関心に基づいて主体的に学ぶことができるため、とても魅力的に感じました。

三つ目は、「韓国現代史」(週2回・各1.5時間)です。この授業は韓国人学生とともに受講しており、植民地解放後の韓国の歴史について学んでいます。授業はオンラインとオフラインで進行され、評価は筆記試験と書評によって行われます。教授の話すスピードが速く、内容を理解することに苦労することもありますが、留学ならではの貴重な経験として前向きに取り組んでいます。

<キャンパスライフ>

 韓国語能力の向上のため、大学で韓国人の友人を作りたいと考えていましたが、実際には思うようにいかず苦労していました。そのような中で、韓国ドラマの授業で教授の補佐をしていた日本人大学院生の方と知り合う機会がありました。その方が日韓交流の集まりを企画してくださり、韓国人学生と交流する機会を得ることができました。そのため、4月から週に一度ほどカフェなどで交流をしています。

 また、成均館大学には韓国人学生1人と留学生数人で構成されるバディ制度があります。韓国語での参加も可能と聞き申請しましたが、同じグループの留学生が韓国語を話せなかったため、主に英語で交流しています。それでも、簡単な英語やジェスチャーを用いることで、楽しくコミュニケーションを取ることができています。

【普段の生活】

<住居>

私は学校の寮ではなく、学校から30分ほどの場所にある「コシウォン」という形態の住居に住んでいます。室内にキッチンがあるため、基本的に自炊をしています。洗濯機や乾燥機も部屋に備え付けられており、掃除機やアイロン、浄水器なども教養設備として利用できるため、不便を感じることはありません。

当初は、友人を作りやすい寮を選択しなかったことを少し後悔していましたが、海外で一人暮らしをする経験も貴重であり、現在は良い選択であったと感じています。

<放課後・休日>

 放課後や休日は、主に授業の予習・復習に時間を充てています。韓国は中間考査・期末考査の両方があるため、日頃から計画的に学習を進める必要があります。普段は自宅で勉強していますが、気分転換として近くのカフェを利用することもあります。韓国での学習は非常に充実しており、無理なく継続できています。

また、留学生や韓国人の友人と食事やカフェに出かけることもあります。留学に来ているため学業に取り組むことは重要ですが、現地の人々と交流し、文化を直接体験できることも留学の大きな魅力であると感じています。そのため、学習と交流のバランスを取りながら、充実した留学生活を送っています。

【最後に】

 昨年の夏に約1か月間の現地研修で韓国に滞在しましたが、韓国語力に自信がなく、一人暮らしの経験もなかったため、不安を感じていました。しかし、実際に留学生活を始めてみると、大きな困難に直面することなく、充実した日々を送ることができています。

 まだ残り8か月もあるため、勉強に励みながら、韓国人の学生たちと楽しく交流して意味のある留学生生活を送っていきたいと思います。