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【インドネシア】ガジャマダ大学

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みなさんこんにちは。国際関係学部国際文化学科 4 年の宗貞彩瑛です。

2025年8月からインドネシアのガジャマダ大学に奨学金制度を利用し、現在留学生活 9か月目となりました。

最終回である本レポートでは、ラマダン期間、大学生活、プライベートの3つのトピックについて紹介したいと思います。

【ラマダン期間について】

ご紹介させていただく前に、そもそもラマダンとは何か説明させていただきます。ラマダンとは、ムスリム(イスラム教徒)にとって重要な宗教行事の一つであり、一定期間(今回は2月19~3月19日)、日の出から日没まで断食(Puasa)を行う月です。断食中は飲食を控えるだけでなく、自身の欲望を抑え、神(Allah)への感謝や、自分自身を見つめ直す時間としてとても大切にされています。

インドネシアは世界最大のムスリム人口を有する国なので、ラマダン期間はいつもと違うことがいくつかあります。

例えば以下のような変化があります。

・お昼ご飯をデリバリーで購入する際、お店が閉まっている。

・Sahur(早朝のご飯)をお知らせの放送や音楽が夜中の2~4時あたりに流れる。

・断食明けになると食べ物がすぐに売り切れてしまう。など

私は留学生であったため、断食を強要されることは一切なかったですが、日本だと体験する機会があまりないと感じたため、インドネシア人の友人と一緒に Sahur を食べに行ったり、水は飲んでしまいましたが、私自身も何度か断食に挑戦してみました。Sahur を食べに行った際、クリスチャンの友人が教えてくれたのですが、実はクリスチャンでも参加することがあるようです。私はてっきりムスリムのみしか参加しないものだと思っていたので、新たな気づきを得ることが出来ました。また、日本で生活していた頃は経験したことがなかったため、今回の留学生活でこのような貴重な経験を味わうことが出来て良かったです。

【大学生活について】

大学では主に文化系の授業を受講しています。最近ではとある授業でグループ毎に調査場所を決め、その場所ではどのような職業があり、どんな問題があるのか などを何回か実際に現地の方にお話を聞きながら、レポートを作ります。

私のグループはジョグジャカルタ市にある養蜂家を調査対象としています。現在までに、フィールドワークを6回を行いました。お話を伺った養蜂場では主に2種類の蜂を飼育しており、それぞれの蜂から採取された蜂蜜には異なる特徴や用途があるなど実際に現場で働いている人からしか聞くことのできない情報を得ることが出来ます。また、調査に行く前に自分たちで質問を考えて、得た情報からどんなことが分かるか、どう感じたかなどレポートに記録していきます。このように個人的に面白いなと感じる授業もあります。どの授業もまだまだインドネシア語で苦労することが多く大変ですが面白いです。

【プライベートについて】

授業がない日は自宅でアニメを見ることが多く、『ジョジョの奇妙な冒険』というアニメをまた最初から再鑑賞しています。また、卒業論文も進める必要があるため、時間があるときは友人と一緒にカフェでパソコン作業をすることもあります。それだけでなく、隣の市にある SOLO(ソロ)に友人がいるため遊びに行きました。

ソロでは主に美術館や動物園へ行きました。個人的に印象に残った思い出としては、動物園 に訪れた際、生まれて初めてゾウへの餌やりを体験したことです。ゾウの餌はジャガイモや、緑系の野菜などでした。餌を与える際にゾウの鼻が目の前に伸びてきたのでその時に鼻を触ってみたのですが、意外と感触は固く、鼻には毛が生えていて“近くで見るとこんな感じなんだな”と とても印象的でした。

今回の留学は人生初めての長期留学ということもあり、留学当初は言語だけでなく、文化の違いにも馴れることにとても苦労していました。しかし、今になって振り返ってみると少ししんどかったことも思い出だなと感じます。私は留学を2年からではなく3年の夏から始めたので、“就職活動はどうしようか、海外での一人暮らしは大丈夫だろうか” などインドネシアへ出発する前は不安が沢山ありました。しかし中学生の頃から留学したいと考えており、このまま留学せずに大学生活を終えるより、学生のうちに経験したいという気持ちが強かったため今回、留学を決意しました。そのため後悔は一切していません。

留学生活を通して私は「チャレンジ精神」と「多文化を実際に自分の目で見て知り、理解すること」の大切さを改めて感じることが出来ました。ジョグジャカルタを含むインドネシアで得た経験や知識は私にとってとても素晴らしいものになりました。

イスラム教についてはもちろん、インドネシアの社会や経済がどのようなものか実際に生活したからこそ更に知ることが出来ました。この経験は今後の人生でとても意味のあるものだと私は思います。

また留学をする際に大学からの奨学金や親からの支援もあり、今回の留学が実行できたため、この機会を頂けたことに感謝をしています。

最後にもしこのレポートを読んでいる方の中に留学をしようか迷っている方がいらっしゃるのであれば、私は「挑戦をすることを諦めないでほしい」と伝えたいです。

今回の留学生活も残りわずかとなりましたが、現地での学びや人との関わりを大切にし、残りの留学生活をより実りあるものにしていきたいです。