文学研究科

角田健一さん、読売書法展「読売新聞社賞」を受賞

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角田健一さん(本学大学院文学研究科書道学専攻博士課程後期課程3年、27歳)が、第27回読売書法展(読売新聞社、読売書法会主催)の漢字部門で読売新聞社賞を受賞した。
角田さんは「この年齢(若さ)で受賞させていただき、身の引き締まる思いです。先生方から書に対する刺激をいただいていることも大きい」と喜びを語った。
作品は中国の思想家で陽明学の創始者でもある王陽明の教えを集めた「伝習録」の一節から選んだ。

つのだ・けんいち。専門は漢字の書(篆書)、中国書学(主に甲骨文・金文研究)。日展入選(第39、40、41回)。

今回は、公募出品21,706点、役員出品6,437点、あわせて28,143点の作品が寄せられた。公募出品の部門別内訳は、漢字7,985点、かな6,339点、篆刻668点、調和体3,375点。この中から11,020点が入賞・入選した。「読売新聞社賞」には、4部門合計で65人が選ばれた。