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レポート中国語圏

【中国】アモイ大学

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外国語学部中国語学科2年千葉拓夢です。厦門大学に来てから、早いことに2ヶ月が過ぎました。ここ数日の厦門は、気温が上がり、蚊が大量発生しています。暑さと痒さで寝苦しい夜が続き、日本の蚊取り線香のにおいが思い出されるこの頃です。
厦門での留学生活についてだいたいのことをここに記しますが、もっと詳しく知りたい方は、もう1人厦門に来ている方がいるのでそちらをみてください。あと、写真を撮る趣味はないので、写真は少ないです。
厦門大学ついた日には、手続きなど色々と大変でしたが、先に留学に来ていた日本人にサポートしていただきました。宿舎はだいたい2人部屋です。私のルームメイトは緑色の髪をしたアメリカ人です。外見だけ見ると私が苦手とする人種の方だと思いましたが、お話しすると、非常に親切な方でした。宿舎の設備は期待しなければ満足できます。
授業のクラスは、クラス分けテストの結果によって編成されます。初心者のクラスはどうかわかりませんが、授業は中国語のみで行われます。話すスピードも速いです。総合、会話、リスニングと3つの必修科目があります。選択科目は、HSK対策、新聞を読む、映画を見る、書道など、種類豊富です。
同じく中国語を勉強しに来る留学生が多いので、必然的に外国人の方々と行動を共にすることがあります。一緒に食事をしたり、買い物に行ったり。共通の友達の誕生日パーティーに参加したりもしました。出不精な私からすれば多少めんどうくさい部分もありますが、人付き合いは大事にしないといけませんね。
 

(写真左)食堂にて   (写真右)誕生日パーティ

 

ちなみに、中国でお買い物をしてお会計をするとき、現金を使う人はあまりいません。厦門大学内の場合、学生カードにお金をチャージしてお買い物をします。町中でショッピングをしている場合は、微信やAlipayなどのスマホアプリと銀行の口座を結び付け、口座から引き落としという形でお会計をします。自販機のジュースを買う時も現金いらずです。
授業がないときは基本暇です。日本にいたときはクソ忙しかったので、いまののんびりとした生活が最高に心地いいです。ですが留学生活はいいことばかりとは限りません。まず衝撃を受けたのが図書館です。ある雨の日に図書館へ行ってみると、中央の広いスペースにバケツがいくつか置いてありました。雨漏りでもしていたのでしょうか。
宿舎でも耐え難いことは起こります。ある人は、ルームメイトのいびきの大きさに悩まされているようです。またある人は、部屋の外でおしゃべりする外国人の声の大きさが気に食わないようです。またある人は、深夜に隣の部屋から、ベッドが機械的にきしむ音が聞こえてくるため、夜中に何してるのだろうか、と首をかしげているそうです。これらは自分の体験ではありません。
最近中間テストが終わりました。ざっと留学生活の4分の1が終わったところでしょうか。1年なんてあっという間ですね。残りの留学生活、悔いの残らないように日々精進していきます。