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レポート中国語圏

【中国】厦門大学

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こんにちは!国際関係学科の入船純です。私は今年の2月から中国の厦門で一年間の留学生活を送っています。そんな厦門での生活が1ヶ月経過したということで、今回はその1ヶ月間の日々を振り返り、感じたことを記そうと思います。

 


まず、最初の1週間は慣れないこともあり、しんどかったということです。高揚感を持って出発したのが噓のように初日では、タクシー運転手の言っていることが何もわからず、適当に「はいはい」言えば相場より高い値段を請求されたこと。寮のカギが故障しているのをうまく伝えられず、どこへ行ったらいいのかもわからない、頼れる人もいない中、スーツケースを持ちながら事務室を探し回ったこと。更には学生カードへの入金の仕方がわからず、5日間冷たいシャワーを浴びていたこと。思い出せば様々なことがありました。

 


私がこれから留学したい人にアドバイスするとしたら、「最初はうまくいかないことが多いから、覚悟しとけ」ということです。これはよく言われていることかもしれませんが、想像以上に焦りと不安を抱え、マイナスなことが降りかかってくると思います。また、「準備は怠るな」ということも併せて伝授しときましょう。私自身、到着したら何とかなるだろうと甘い考えをしていたせいで、きちんと学校側の注意事項や生活の仕方を把握していなかったことも多々あります。ですので、留学の準備はマメにきちんとすべきです。

 


留学ならではの言語の悩みはもちろんあります。それは現在でも変わっておりません。日本で中国語の勉学に勤しんでいたつもりでしたが、本場では通用しないということを、身をもって痛感しております。特に現地の人は話すスピードがとても速く、最初は簡単なあいさつやフレーズさへ聞き取れませんでした。
そんな留学生活が辛いことばかりであるということは全くありません。徐々に慣れてくればむしろ楽しいことの方が多いです。特に私は様々な国の人と中国語を通して交流し、多くの考え方や文化を持った人と知り合える喜びを感じております。そして何より中国語を学べば学ぶほど楽しいです。もちろんうまく話したり聞き取ることができず、自分の力を疑って悔しい経験をすることも多いですが、身につけた言葉を使って段々と話せるようになる成長を自分自身で感じることができるのも素晴らしいことであると思います。

 


これから先、まだまだ長い留学生活が続きます。より多くの失敗と成功を重ね、日々を常に楽しみながら邁進したいです。