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レポート中国語圏

【中国】北京外国語大学

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こんにちは。大東文化大学国際関係学部国際関係学科の田中克洋です。北京へ来て二ヶ月が経ちました。私は北京外国語大学について何も理解していない状態で来てしまい、最初はとても大変でした。今は少しずつ留学生活にも慣れ、毎日楽しく過ごしています。

 

【到着】
受付期間が二日間あるが、初日に行ったほうがいいです。北京空港に着くと北京外国語大学の学生が出迎えてくれます。そのままバスに乗って大学の学生支援センターまで案内してくれます。そこで学生証や宿舎などの手続きをします。その場で寮費を払うので現金を多めに持っていきましょう。手続きはとても時間がかかるので大変でした。

 

【宿舎】
北京外国語大学は道路を挟んで東院と西院に分かれています。留学生が利用する教室や宿舎は東院に多くあります。東院内にはスーパー、食堂、携帯ショップ、銀行などがあり、外に出なくても生活できます。留学生の宿舎は主に国交楼、白楼、1号楼があります。一学期目の宿舎は受付した段階で勝手に割り当てられます。国交楼は教室と食堂に近く非常に便利ですが、とても寮費が高い。白楼はきれいですが西院内にあり、教室まで非常に遠いです。私は1号楼に住んでおり、エレベーターがなく、シャワー室とトイレが共同で、やや古いですが、教室や食堂までは比較的近く、寮費も非常に安いので満足しています。

 

【飲食】
水道水が飲めないのでミネラルウオーターを買うのが一般的です。宿舎によっては熱湯が出るので冷まして飲むという方法もあります。食事はほとんどの人が食堂を利用します。外に比べると非常に量が多く安い。しかし中国の料理は脂っこく、しょっぱいので日本人にとってはなれるまでが大変です。学校から出れば近くに日本料理や韓国料理、ファストフード店がたくさんあり、出前も取れます。

 

【授業】
到着して2日後にクラス分けテストが行われます。テスト内容は漢字の読み、面接です。クラスのレベルはA~Hまであり、1クラス15人くらいに分かれます。私が勉強しているGクラスは日本、韓国、ロシア、ドイツ、アメリカ、イギリス、パキスタン、ミャンマー、エジプト、スロバキアの学生がいます。クラスメイトはみんな留学生です。必修科目は漢語、口語、読み書きの3つがあり、他にはHSK対策、歴史、書写などの選択授業もあります。一学期に4回ほどテストが行われます。

 

【環境】
北京は空気がとても乾燥しています。雨がほとんど降りません。たまに外が真っ白で空気が汚染されている時があります。携帯で汚染状況がチェックして、ひどいときはマスクで予防したりなるべく外にでないようにするといいでしょう。春が過ぎてから今はまだ四月ですが既に熱いです。最近は25度を超えています。日本よりも冬は寒く夏は暑いです。

 

現地の文化に触れながら言語の勉強ができるのはとても素晴らしいことです。留学生活によって得られるものはとても多く、大変なこともたくさんありますが、自分の成長と経験につながります。留学をしようかと迷っているのならぜひ留学しましょう。