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レポート中国語圏

【台湾】輔仁大学

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こんにちは。中国文学部三年の小松大華です。私は、今年の3月から台湾の輔仁大学の語学センターに留学しています。学部の奨学金留学制度での留学です。本科の交換留学ではないので、毎日中国語の勉強に励んでいます。初めは全然話せなかった中国語ですが、半年が経ち成長を実感する事ができています。本科留学の学生とは違いバディ制度などは無いため最初は大変な場面が多く語学力の足りなさを感じ、事前の準備もある程度必要だと感じました。しかし、ほぼ基礎中の基礎から正しい発音などを学ぶ事ができたので良かったと思っています。

 

<学校について>

私が通ってる輔仁大学に限らず、台湾の大学は敷地が大きく慣れるまでは少し時間がかかりました。敷地内には複数の食事場所や、コンビニもあり、困ることはないです。輔仁大学はアイスクリームが有名だったりということもあり学生だけではなく、一般の方も気軽に散歩などに来てるなと言う印象です。学内でも珍しい鳥が居たり、野良犬がふらふらしていたりと海外らしい一面も感じることもできます。学生たちは活気があり、積極的な印象を受けます。台湾の大学生は日頃アルバイトなどをしている人などが少ない様でより勉強や活動に打ち込める環境になってる様に感じます。私の授業はというと、語学センターの授業は午前か午後かを選択して、半日で終わるという形になっています。授業は最初に先生と軽く話をしてクラス分けを行った後、それぞれのクラスに分かれて行われます。一つのクラスには基本4〜七人ほどの生徒がおり、様々な国籍の方がいます。三ヶ月で一学期の単位で進んで行きます。今年はコロナウイルスの影響もあり、アジアの国の方が多いようですが例年は輔仁大学はカトリック系の学校ということもあり欧米やアフリカの生徒も多い様です。授業は自分のレベルから始める事ができるので特に心配はいらないと思います。ですが最初のクラスは日本人にとっては簡単すぎるので、少し勉強して2か3のクラスから始めるのが一番良いと感じました。また、日本人はそれほど多くありません。

 

<生活について>

学校の周りには色々な種類の食事が揃っていますし、カフェなどもたくさんあり生活に困ることもないです。私は最初の半年は寮に住んでいましたのですが、男子寮は綺麗ではないですがシャワーはしっかりお湯が出ますし、台湾の水道水は基本飲めないので、冷水機があるのも嬉しいです。男子寮は人があまり居ないので申し込みをすれば基本一人か二人部屋に入る事ができると思います。なにより寮費がとても安く、三ヶ月単位での契約なので学校の生活に慣れるまで寮に住んでたことは良かったと思います。女子寮は新しくできた比較的綺麗な寮がある様ですが、基本4人部屋の様です。台湾の物価としては、食事、交通の面では安く感じる事が多いですが、それ以外は日本とほぼ変わらないと思います。台湾は外食文化が根付いているので至る所にお店がありますが、部屋にキッチンがついていうところはあまり多くないので事前に調べておいた方が良さそうです。天気は基本暖かいですが湿度が高いので気温以上に寒いと感じる日も多いです。また外国人や言語に興味を持っていたり、話好きの人も多いので現地の人との交流や他の国籍の人と交流できる機会がとても多いというのも良いところだと思います。

 

<その他>

お金は空港で両替するとができ、S I Mカードなども空港で買う事ができます。お金を下ろすときは日本の銀行のデビットカードを使ってA T Mでおろしています。ビザの手続きやその他の問題なども現場で解決できる事ばかりなので特に問題ないと思います。留学生活は普段体験できない事もたくさんできる良い機会だと思います。それと同時に生活するということは日本にいることと変わらないのでその点に関しては台湾はとても良いと思います。