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レポート中国語圏

【中国】北京外国語大学

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こんにちは、外国語学部中国語学科4年のKです。私は今、大東文化大学の留学制度を利用して中国の北京外国語大学に留学しています。現在はすべての授業が終了し、冬休みを迎えています。今の時期には私と同じく帰国のため準備をする人や冬休みを利用して旅行や帰省する学生を多く見かけます。
この一年を通して、多くの出会いや初めての経験がありました。その中でも留学生との交流がとても印象深く、彼らの行動力や積極性、彼らの授業に対する姿勢に多くの影響を受けました。これらの経験を通して、中国語の成長のほか、人間的にも成長する機会を多く得ることができました。
苦い経験も多くありましたが、新年や長期休暇、テスト明けなど多くのイベントを異なる国の友人と共に過ごしたことなど、中国での留学経験は自分にとって忘れることのできない大切なものになると同時に、今後の大きな糧になると考えます。コロナ禍という状況の中、思い描いていた4年間とは少し異なる学生生活を過ごしましたが、留学を終える今、改めて留学に行って良かったと強く思っています。


中国という国は自分が思う以上に人も土地も広く、また世代間での考え方も大きく異なり、それぞれの人が違う環境に身を置きながら生活しています。留学を通し、自分の持っていた中国像がいかに部分的なのかということを改めて理解し、その中で自分はどう付き合っていくか、自分はどうしたいのかという意識を強く持つようになっていき、自身の内面の成長に繋がりました。

北京外国語大学は名前の通り、北京に位置し、近くには中央民族大学や北京理工大学等が集まっています。世界遺産として有名な頤和園やパンダがいる北京動物園もすぐそばにあり、地下鉄で1時間も乗れば天安門や紫禁城を巡る事が出来ます。
学校内には銀行、スーパー、書店等充実しており、宅配の受け取りも可能です。クラスはAからGクラスに分かれ、それぞれ入学時のレベルに合わせ授業が進んでいきます。基本1日に1コマ100分の授業が毎日2、3コマあり、時には作文や発表、ディスカッション等が課せられる事があります。留学生を多く受け入れており、先生方も経験豊富です。

留学と聞くと、非常に難易度の高いもののように感じてしまいますが、一歩踏み出してみると、大東文化大学の支援制度や外部の団体の留学支援制度など、意外にも中国留学への門戸は開かれています。ぜひ、それらを多く活用して、皆さんが納得する形で留学が叶うことを祈ると同時に、これらのレポートが留学を検討する上での参考になれば幸いです。