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レポート中国語圏

【中国】北京外国語大学

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こんにちは。外国語学部中国語学科3年のMです。私は昨年の2月から、ダブルディグリープログラムを利用して、北京外国語大学に留学しています。今回は、前回のレポートに引き続き、私が秋学期に経験したことを、時系列でご紹介したいと思います。春学期のレポートについては、2023年8月12日の投稿をご覧ください。

 

 

【9月】
新しい学期になると、一部の科目で担当教師が変わり、教科書が変わることもあります。心機一転で、集中して授業に取り組みます。下旬になると、最低気温がぐっと下がり、朝は10度台まで冷え込むこともあります。しかし、日中は20度前後で安定しており、空気がさらっと乾燥していることもあり、日本よりもずっと過ごしやすく感じます。また、この時期は晴れて空気質が良い日も多く、外出に最も適した時期でもあります。私はこの時期に天安門と故宮を観光しました。

 

 

【10月】
10月になると、最低気温が1桁まで下がることもあり、1日の寒暖差に注意して服を選ばないと、すぐに風邪をひいてしまいます。この時期には着脱できる服を羽織ることをお勧めします。月末には紅葉が見頃になり、キャンパス内のカエデやイチョウもきれいに色づきます。下校時には、多くの学生が夕日と紅葉をカメラに収めている姿を見ることができます。

 

 

【11月】
この時期から、気温は急激に低くなり、朝はほぼ毎日氷点下まで下がります。あまりの寒さに、私は11月に入ってから2回風邪をひきました。下旬には、セントラルヒーティング「暖気」が稼働し始め、やっと室内で暖かく過ごすことができるようになります。この時期には、中文学部の留学生が、クラス単位で屋台を出して、それぞれの国の料理を販売する、「酷売会」というイベントが開催されます。もちろん、おいしい日本料理を味わうこともできますよ。

 

 

【12月】
今年は寒波の影響で、最低気温が-15度しかない日が1週間ほど続きました。現地の学生の多くは、丈の長いダウンを着て、フードをしたり耳当てをしたりして、寒さをしのいでいます。この時期には、年末に関連して、学内でいくつかのイベントが開かれます。有志の参加者による歌やバンド、劇、漫才、アテレコなど、たくさんの面白い演出がありました。

 

 

【1月】
学生は新年ムードに浸る暇は一切ありません。今年度は、なんと2日から期末試験が始まりました。目前に迫る冬休みを目指して、一生懸命試験に取り組みました。

いかがでしたでしょうか。本レポートが、中国留学を目指す方の参考になれば幸いです。