こんにちは。外国語学部中国語学科の工藤綾華です。私はダブルディグリープログラムを利用して、現在、北京外国語大学に留学しています。2025年2月から留学が始まり、すでに8ヶ月が経ちました。この8ヶ月間の留学生活を通して、自分自身が大きく「成長」できたと実感しています。
〈学習面〉
授業では、主に経済貿易に関することを学んでおり、「ビジネス中国語」「作文,文書作成」「経済発展への背景」「商取引に関する法律」など、ビジネスにおける知識を学んでいます。また、不定期(週1もあれば週3もある)に小テストがあり、1人でのPPT発表やグループ発表などもあります。留学に来て驚いたことは、授業中指名回答というところです。日本の大学では、小テストやPPT発表の機会自体も少なく、授業中に先生から指名されることはほとんどなかったので、今でも「いつ当てられるか」と少し緊張しながら授業を受けています(笑)。
〈生活面〉
留学生活は大変なこともありますが、楽しいこともたくさんあります!
日本にいた頃は通学時間が長く、平日は友人と遊ぶ時間がほとんどありませんでした。休日もアルバイトで忙しい日々でしたが、留学先では学校の敷地内に寮があり、アルバイトもできないため、放課後は友人と近くのショッピングモールで食事をしたり、出かけたりして楽しい時間を過ごしています。
〈旅行〉
これまでに南昌と西安を旅行しました。
南昌はあまり知られていない地域ですが、「滕王閣」という中国四大名楼の一つとして有名な建物があります。街の至るところに屋台(小吃店)が並び、夜もとても賑やかでした。
西安では秦始皇兵馬俑博物館を訪れました。これまで画面でしか見たことのなかった場所を実際に自分の目で見ることができ、とても感動しました。また、本場のビャンビャン面や肉夾饃がとても美味しく、今でも忘れられません。
〈終わりに〉
留学前はずっと実家暮らしだったため、自分で家事をすることがほとんどありませんでした。しかし、留学を通して自分で料理をしたり、洗濯物を干したりと、日常生活の中で少しずつ成長できたと感じています。
また、自己主張ができるようになり、多くの中国人の友人と出会って中国語力を高めるだけでなく、異文化理解や異文化交流を深めることができました。これらの経験は、私の目標である「日中の架け橋になる」という思いに確実につながっていると感じています。



