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レポート英語圏

【イギリス】ランカシャー大学

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私は日本語学科2年のN.Kです。現在、私はイギリスのランカシャー大学に通い始めて約2週間が経ちました。
こちらでの生活を始めたばかりで、大学のあるこのプレストンという街をまだまだ知ることは出来ていませんが様々な日本との違いを感じています。授業もまだ本格的に始まっていないため今回のレポートでは主に私の生活についてお話しします。

 

 

初めに、私の住んでいる寮についてです。私は現在、大学が管理する寮に暮らしています。
大学の管理する寮には様々なタイプがありますが、私の住む寮は1フラット6人程度で一人部屋、トイレ・バスルーム・キッチンは共有スペースとなっています。私のフラットは女性のみのフラットとなっていて、フラットメイトは私を含め日本人が二人、そしてドバイ・アメリカ・ウクライナ・イギリス出身の学生です。共用スペースは掃除の分担をつくり、ローテーションをし、必要な掃除用具などは割り勘で購入しています。私にとっては日本での経験を含めて初めての寮生活であったため、初めはとても緊張していましたが今ではすっかり寮の生活に慣れてしまいました。もちろんフラットメイトとは言っても、生活スタイルや考え方の違いからトラブルになることもあります。ですが、そのような時はフラットのグループチャットで相談し解決しています。今では、仲良くなったフラットメイトと休日に買い物に出かけたりしながら楽しく生活をしています。

 

 

次に、食材・食品についてご紹介します。私はイギリスに来る前は円安の影響もあり、自炊をしたとしても少し苦しい生活になるのではないかと考えていました。ですが、実際に生活してみて感じるは生活の水準的には日本とあまり変わらず生活できるということです。
特にイギリスでは野菜やフルーツといった日本では高くなかなか手を出しづらいものも安く多く、手に入ります。また、小麦を使うパスタやパン、そしてチーズなども日本と比べ安く手に入るため日本とは違った食生活を楽しむことが出来ます。しかし、食材を安く多く手に入れられる一方で、日本と比べ食材が傷むペースが早いです。イギリスでも「Best Before」という賞味期限の表示はありますが、記載されている期限よりも早く傷んでしまうことがあります。そのため、私は普段から食材を無駄にしないためにも早めに使うことを心がけています。このおかげで同じ食材でもいろいろな使い方をすることが出来るようになり、調理スキルが上がったと感じています。

 

 

最後に私の気持ちの変化についてです。私は大学に到着した当初、自分の英語が大学スタッフになかなか通じずとても苦しい思いをしました。人によってはアクセントや訛りが強すぎて聞き取ることも難しいということがありました。それに加え、英語力の自信の無さから極度に英語を話すことに恐怖を感じてしまい、うまくコミュニケーションが取れず辛い思いをしました。ですが、大学が開催する新入生歓迎イベントやフラットメイトとの日常的な会話などを通し、少しずつではありますがコミュニケーションが取れるようになっていきました。こちらに来てから日も浅いため、まだまだ英語がうまく話せているとは思いませんが、英語を話すことを恐れず、そして焦らずに英語力を伸ばしていきたいです。