【はじめに】こんにちは。2025年9月からカナダのケベック州にあるラヴァル大学(Université Laval)に留学している外国語学部英語学科3年生の清水大暉です。
留学開始から1か月ほどがたちました。まだ開始したばかりですがこれまでの経験を共有できればと思います。
【留学準備】ケベックへ留学するためには州のビザとカナダのビザ、合計で2つのビザを手に入れる必要がありました。州のビザは出発前に余裕をもって手に入れることができたのですが、カナダのビザは余裕をもって申請したのにもかかわらずなんと出発の1週間前ほどに発行許可が下りました。また、カナダへ向かうためのエアカナダという空港会社が直前にストライキを起こしてしまいました。こういったアクシデントが重なってしまい、留学に行けないのではないか、と不安になってしまう日々が続きました。ですが結果的に予定通り留学を開始できて本当に良かったと思います。
【生活面】現地に到着した当初はカナダ人の友達に空港から寮まで車で送ってもらったのですが、生活に必要なものを買いそろえたり、冷蔵庫を借りたりと忙しい日々が続きました。また、自身にとって初めての一人暮らしだったということもあり、どうしていいかわからないことも多く大変でした。ですが1か月ほどが経った今、十分に現地での生活に慣れることができたと思います。
【フランス語】私は留学前に仏検準2級を取得したのですが、現地で何不自由ない生活を送るのには全く歯が立つものではありませんでした。現地に到着した当初は、スーパーなどで買い物をするときやレストランで店員さんと話すとき何を言っているのか理解するのにとても時間がかかりました。ですが、この1ヶ月で毎日少しずつだんだんと聞き取れるようになり、使える語彙も増えたと思います。
【大学生活】私は現在フランス語の授業を4個受講していますがどの授業も課題が多く大変です。また、クラス内には多くの国からの留学生がいますが、アジア圏からの留学生に比べてスペインン語圏やポルトガル語圏からの留学生のほうが上達も早く、発言も多くしている印象です。なので、悔しいと感じる場面も多いです。これからは生活にも慣れたので以前よりも積極的に発言し、勉強時間も増やしていきたいです。ですが、クラス内はもちろんのこと観光地を巡るアクティビティなどに参加した際は英語やフランス語で会話することができ、友達を作る機会も多く非常に楽しいです。また、私は現在週に2回ほど日本語のクラスにボランティアという形で参加しているのですが、日本が好きなケベックの友達を作る機会が多く、よく観光地を案内してもらったり、大学内にあるPUBでフランス語と日本語を教えあったりしています。
【最後に】私は来年の5月までこちらで留学をする予定ですが、気づけば時間はすぐに過ぎてしまうので、1日1日を大切に楽しみながらフランス語力を伸ばしていきたいです。まだ1か月しかたっていないですが、もうすでにこの留学経験は自身にとってかけがえのない経験になっていると思います。