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レポートアジア・ヨーロッパ圏

【ドイツ】トリアー大学

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 こんにちは。3月からドイツのラインラント=プファルツ州にあるトリア―大学に留学している外国語学部英語学科3年の深澤です。留学生活も残すところ、1か月弱となりました。「1年の留学生活はあっという間、、、。」という言葉を聞いたとき、そんなのは嘘だろうと、1年は長いだろうと思っていましたが、実際ドイツに留学してみて、本当に1年ってあっという間なんだなと実感しました。今回で最後となるこのレポートでは、ドイツでの年越し、留学生活の振り返りをしたいと思います。

 


 ドイツの年越しは、日付が変わった瞬間に、花火を友達と一緒に打ち上げて、新年を祝います。町のそこら中で花火が打ち上げられているので、迫力は凄まじいです。日本におけるお正月は、のんびりと家族や親せき達と一緒に過ごしていますが、ドイツでは基本的には友達と過ごしています。加えて、トリア―大学では、2日から授業が再開されているので、日本の感覚でいると、辛いと思います。ドイツではどちらかといえば、お正月よりも、クリスマスの方が重要視されていて、新年が明けると、あっさりと仕事や学校が再開されます。そこに、文化の違いや宗教的な違いが出ているなと感じました。

 


 最初に書いた通り、留学生活は本当にあっという間でした。それは自分がドイツやその他の国で色々な経験が出来たから、そう感じたのかもしれません。学習面では、ドイツ語だけでなく英語も、日本にいた時よりもレベルアップしているなと実感しました。海外での外国語の勉強方法はとにかくスピーキングが大事で、どんな授業でも、自ら発言する生徒がたくさんいて、積極性が凄まじいです。そこは日本の外国語の授業とは遥かに違うなと思いました。そのような雰囲気のクラスで言語を学べたことは本当に、自分にとって貴重な経験であり、財産だなと感じ、ドイツに留学できて良かったと思いました。他に自分が、ドイツに来て良かったと思った点は、ヨーロッパの国々をたくさん回れるということです。ヨーロッパは国ごとによって、街や人の雰囲気は全く違く、勿論、文化も違うのでそれぞれの国で、全く違う体験が出来ます。今まで日本でしか生きてこなかった自分にとっては、ヨーロッパの国々は新鮮で刺激たっぷりでした。海外の社会や文化、ルール、人間性、価値観など、日本にいるだけでは絶対にわかりえないこと、その国に自分自身で足を運んで、経験しないと分からないことは、今後生きていくうえで物凄い大事な物になったと感じています。また、旅行中では、ドイツ語や英語を話す機会がたくさんあり、自分の言語の成長が感じられたし、自分自身の人間性や性格も変化しているなと感じました。そして、これから留学する人に言いたい事は、とにかく留学生活でしかできないことを出来る限りたくさんするということです。留学している間は、辛いことや嫌なことが、少なからず起きると思います。でもその反対に、楽しいことや嬉しいこともたくさんあります。なので、1年という短い期間を自分自身にとって、かけがえのない物にするために、精一杯生きてください。大袈裟ですが。。

 

 

 今後、自分も日本で生活するのではなく、海外のどこかで生活できたらいいなと思っています。あと1か月弱残っている留学生活を無駄にしないように、毎日過ごしたいです。有難うございました。