International

レポートアジア・ヨーロッパ圏

【韓国】成均館大学

  • Facebookでシェア
  • Xでシェア
  • LINEでシェア

 こんにちは。国際関係学部国際文化学科3年の柳本祐菜です。私は韓国のソウルにある成均館大学に、国際交流センターの協定校留学制度を利用して留学しています。8月に渡韓し2週間の隔離期間を経て、成均館大学の語学堂に通っています。現在は全てオンラインで授業が行われており、実際に学校に通うことはできていませんが、語学堂の1学期を終了したため、語学堂について紹介したいと思います。

 

・学校について
私は交換学生として成均館大学に通っているのですが、交換学生は3つの韓国語講座から1つのコースを選択して受講することができます。その中の1つが語学堂に通うコースです。語学堂のコースを選択すると、大学の講義を受けることはできませんが、私は韓国語能力が不十分のため、半期は韓国語を学ぶ事に集中したいと思い、語学堂のコースを選びました。
語学堂ではまずクラス分けテストがあり、テストを受けた後、割振られたクラスで受講します。1学期は約2ヶ月で、2回試験があります。韓国の語学堂は午前のクラスと午後のクラスに分けられていることが多いですが、成均館大学の語学堂は、午前9時から午後3時まで授業があるため、授業が進むスピードが少し速いと思います。その分、勉強が大変な部分もありますが、韓国語を早く習得することができます。
語学堂の生徒は中国人が多いですが、イギリスやイタリアなどヨーロッパから来ている生徒も多く、韓国だけでなく、他国の文化について教えてもらったり、韓国について興味を持ったきっかけを聞いてみたりできるので、とても楽しく過ごすことができます。

 

・生活について
大学の寮に入る条件で、隔離を大学の寮で過ごせると聞き、私は隔離期間を大学の寮で過ごしたかったので、大学の寮に住むことにしました。私が住んでいる寮はキッチンがないので全て外食です。冷蔵庫も申請して料金を支払えば使用することができます。2人部屋ですが、基本的に同じ国の生徒と組まれ、お互いに助け合うことができるので、自炊ができないと言う部分を除けば快適に過ごすことができると思います。
各階にウォーターサーバーがあり、地下にコインランドリーや共有スペース、宅配ボックスなどがあり、奇数階に電子レンジが設置されています。コロナがなければジムも使用することができます。

 

・休日の過ごし方
休日は韓国で知り合った友人と買い物に出かけたり、食事をしたりして過ごしています。先日は、ドイツから来た留学生の家で友人達と手巻き寿司を作りました。友人の中にはビーガンの人もおり、魚を食べることができなかったので代わりの食材を用意して一緒に参加し、様々な文化を持った留学生と交流することができました。日本について紹介したり、ドイツやヨーロッパについて教えてもらったりして、興味深い話を多く聞くことができたし、私は日本について知らない事も多くあることに気づかされる良い機会になりました。

 

・最後に
コロナのためできないことがあったり、大人数で集まることができないなどの規制がかかってしまったりする事もありますが、徐々にそれらも解除され始め、対面授業も始まりました。週毎に対面授業を行うクラスが定められているため、私のクラスはまだ対面を行なっていませんが、クラスメイトに会えるのを楽しみにしています。学校に行く機会がなく、一定の友人としか関わりがないため、韓国人の友人を作ることが難しいので、自分から行動しなければいけませんが、私は留学に来てコミュニケーション能力と行動力が伸びたと感じました。語学や文化を学びたく韓国に留学に来ましたが、精神的な成長を感じ、留学をして良かったと感じました。