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レポートアジア・ヨーロッパ圏

【タイ】シラパコーン大学

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こんにちは。国際関係学部国際関係学科3年の新井さつきです。私はタイのシラパコーン大学に国際交流センターの協定留学制度を利用して留学しています。2021年6月にタイに来たのでここでの生活を始めて8か月が経ちました。最初は月日が経つのが長く感じていましたが、今では残り2か月の時間がとても惜しく感じています。最後の留学レポートなので約8か月過ごしてきて特に衝撃だったカルチャーショック2つをお話ししようと思います。

 

【タイで感じた日本とのカルチャーショック】
タイでは、飲酒運転についての法律がとても緩いです。『酔ったらゆっくり運転』という標語がタイで話題にもなりました。日本は少しでもアルコールを飲んでしまったら運転は絶対にしてはいけないので、初めてこれを知ったときはかなり驚きました。また、車の乗用人数も適当です。4人乗りの車なら、後部座席に4人や5人乗ることが可能です。タイは車の法律や交通機関がまだ発達してないのだと感じました。


皆さんは「ヤードム」という嗅ぎ薬はご存じでしょうか。メンソールなどの清涼感のある香りを染み込ませたスティック状のアロマです。タイでは鼻にこのヤードムを突っ込んだ人を見かけることがあります。タイ人は、車酔いをしたときや体調が悪い時にヤードムを鼻に入れて心を落ち着かせます。一つ、ヤードムの使い方のエピソードで驚いたことがありました。市場を歩いていたらピアス屋さんがあり、その場でへそピアスを開けてもらっている女性がいました。その女性はピアスを開けるのに緊張していたのか、気絶してしまいました。店の人は女性を気絶から起こすためにヤードムを両方の鼻の穴に入れて、匂いをかがせて対処していました。衝撃的なことだったので鮮明に覚えています。


最後に
来たばかりの頃は何もかも不安でタイ語が全く話せなくて、英語を代わりに使っていたりもしました。しかし、タイ人は全員が英語を話せるわけではありません。タイ語を学びに来たのに現地の方に自分のタイ語が伝わらなくて、しょうがなく単語単語で英語を使ってみたりしていました。それが今では、流暢に現地の学生と会話ができるほどにタイ語が上達いました。留学に来ているから上達するのは当たり前だと思うかもしれませんが、海外に来ても上達のレベルは人それぞれです。私は予定がない限りは小さな誘いでも必ず受けて、積極的に現地の学生と交流しコミュニケーションをとるように心がけていました。
残り2か月もないですが、お世話になった友達や先生に今までのことを感謝しながら、悔いなく過ごしていきたいです。