みなさんこんにちは、外国語学部英語学科 上野エミルハン勇輝です。
私はドイツ南部にあるトリーアという街のトリーア大学に留学しています。まずは街の紹介です。トリーアはドイツ最古の街の一つで、「ポルタ・ニグラ:Porta Nigra」などの古代ローマ帝国などの遺跡が残っています。そして大学はトリーア中央駅:Trier Hbfからだと高台に位置していますがバスで大学まで直行で行けるため不便なく中央駅および市街地にアクセスすることが出来ます。また僕の学生寮は大学から5分弱で行けるので通学も便利です。また寮付近にはスーパーが3つほどあり、そこにもバスでは2分ほど、歩きでは15分ほどでも行けるため、1時間弱で日用品の買い物もできる為とても便利です。しかしこれは注意なのですが、ドイツでは全土で祝日と毎週日曜日はスーパー、日用品店(マクドナルドなどファーストフード、アイス屋さん、その他飲食店一部は除く)などが休みになっているのでお気をつけ下さい。なのでお買い物は金曜日、土曜日に済ませておくことをお勧めします。
<学生生活―学習面―>
4月14日から本格的に授業が始まったのですが、3月25日から4月11日はVorbereitender Intensivkurs:ドイツ語集中コース(A2.1/A2.2)を受けました。これはドイツ語の学期授業が始まるに先んじて、本格的に授業が始まる前にレヴェル分けを行うテストと授業に備えた短期の休暇中授業になります。僕はA2.2-A2.1のコースに入りました。この集中講座のレヴェルはドイツに到着した後日に行われるプレイスメントテストによって決められました。月から金、9:15―30分休憩-1:00で授業は行われました。内容としてはドイツ語の基本について(例えば、過去形や未来形の分の形、格変化や言葉の性((ドイツ語特有の特徴“Der:男 Die:女 Das:中”))など)総復習しながらも会話を取り入れるなど実践的な授業も行われました。また先にも述べた通り最後にはテストがありました。私はA2.2の成績でした。そして4月14日からはA2.2に基づいたドイツ語クラスに振り分けられました。今はA2.2の授業を3つとドイツ文学の授業を2つとB1レヴェルの授業を1つと日本語学の授業の計7コマ受講しています。まだ始まったばかりなのですが、言語的にもシステム的にもまだ慣れないことが多くて必死ですが、新しいことばかりで今は楽しいです。またここでも一つ注意ですが、授業の時間は1限〜4限のような感じではなく、朝8:00―10:00に授業があったら、その次は16:00―18:00など取る授業によって時間に空きが空いてしまうことは注意です。
<学校生活―人間関係―>
学校生活においては学習だけでなく周りを取り巻く人々との関わりも重要です。私は友達とバスに乗っていた所偶然に日本語を勉強してるドイツ人の学生さんと出会って、今はその方と仲良くしています。またトリーア大学には日本語を学ぶ学科があり、日本語学生会が存在しています。その学生会が飲み会やバーベキュー、その他交流会を企画しており、私も何度か参加しました。私はその会においてドイツ人の学生さんの何人かと仲を深めることが出来ました。その会の多くは夜遅くまで開催しており、現地で学習している学生さんと沢山語り合い互いのことを知ることが出来ます。私はこのような会合には積極的に参加することを強くお勧めします。私も夜遅くまでの会で、多くの現地の方と会話することに当初は不安でしたが参加してみるととても楽しいし、とても為になりました。もし不安でしたら、一緒に学習を行っている日本人の留学生の方々を誘って行ってみることをお勧めします。とても貴重な経験になるでしょう!!
<休日の過ごし方>
休日は先に話した仲良くなったドイツ人の学生さんとご飯を食べに行ったり、ドイツ語やドイツのこと、日本語や日本のことなどお互いがお互いの国に関心を持っているので国の文化や言語を教え合って過ごしています。とても有意義な時間ですし、私はこの時間がとても好きです。しかし私はあまり休日に旅行をしていなかったのです、、、日本人の学生の皆さんやその他の国の留学生の皆さんが旅行をしていたことは知っていたので、僕も旅行行きたいと思いまして、ザールブリュッケン:Saarbrückenとデュッセルドルフ:Düsseldorfに旅行に行きました。トリーアからはザールブリュッケンは2時間、デュッセルドルフは4時間かかりますが、やはり行ってみた感想は時間がかかったとしても行って良かったなと思える場所でした。なかなか旅行に行く勇気が出ず、旅行に出なかったことを後悔しています。こんな私からの言葉で申し訳ないばかりですが、自分の経験のためにも旅行は絶対に行くことをお勧めします。言い過ぎかもしれませんが、人生観が変わります!
他には休日の時間を使って一週間の復習や一週間分の洋服の洗濯を休日の時間を使って行っています。そして洗濯はお金がかかります。そのお金は学生カードでのみ払うことが出来ます。学生カードはキャンパス内、Menza:食堂内で払うことが出来ますが土日は学校が閉まっていることが多いため金曜日までに学生カードにチャージをしておくことが重要です。そうしなければ、残高不足で洗濯できないことがあります。お恥ずかしい話ですが、私は残高不足で乾燥機が回せなかったことがあります、、、皆様もお気をつけください!
<最後に>
私はトリーア大学に1ヶ月半ほどいますが、まだ慣れないことも多くあります。しかし大変なこともありますが、楽しいことも沢山あります。ここに来る前は学習面での不安が多かったのですが、もちろん今も学習は大変ですが、今は生活面に慣れるのはとても難しいです。しかしそれを試行錯誤しながら解決していくのも楽しみの一つです。なので大変なことは多いと思いますが挫けずに解決していくことは重要ですね!私も大変な問題に沢山直面してきましたが、それを乗り越えたからこそ今楽しく暮らすことが出来ているのだと思います。また現地の方との交流、旅行、ドイツ語授業など楽しいことも沢山あって、留学を決めて良かったなと思いました。もちろんこれから長いので何があるかわからない留学生活ですが、自分にとって有意義なものにして行きたいです。この文章を読んでくださった皆様も行きたいなという気持ちがありましたら、是非トリーア大学の留学に参加してみてください。