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レポートアジア・ヨーロッパ圏

【フランス】リヨン・カトリック大学

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海外留学生レポートをご覧の皆さん、こんにちは。外国語学部英語学科、ヨーロッパ2言語コースの英仏コース所属の平田です。3回目のレポートになります。今回が最終回です。
ここでは、前回から変わったと感じたこと、クリスマスによる町の変化、留学全体の感想などを書いてみました。
まず、前回からの変化です。なんと言っても授業が変わりました。新たな授業を履修し始めたためです。留学前から、英語もコツコツ学んできたので、過去に取ったスコアを活用できました。よって、フランスにいながら英語の授業を受けることができています。今までの授業と比べた際の一番の違いは、クラスメイトです。フランス語の授業では、立場が似た留学生同士でしたが、英語の授業は違います。自分以外、「英語を学びに来ているフランス語ネイティブだらけ」といっても過言ではない環境です。皆さん想像できますか?リスニング力はある方だと思っていましたが、初回で焦るくらいには圧倒されました。しかしそんなとき、日本語の授業も受けている方に助けてもらえました。その後は、その方繋がりで日本語の授業にお邪魔したり、一緒に英語のグループワークに取り組んだり、少し見える世界が広がったと思います。勿論、頼りっぱなしでは終わりません。私自身も、日本語の勉強に関する質問を受け、自分の言葉で教えることもあります。留学後半にはなりましたが、教え教わりの関係を築き、お互いの学習に活かす形を作れました。実は、留学前に「こうなったら良いな」と思い描いていたことの一つです。実現できて良かったと思います。

 

 

  次に、クリスマスでリヨンの町がどう変わったかお伝えします。全体的に、日本とは気合いの入れ方が違う気がしました。大きな駅やショッピングモールには、大きなクリスマスツリーと煌びやかな電飾が足され、雰囲気を味わえます。また、大学の前にある広場では、クリスマスマーケットが開催されていました。クリスマスの期間に合わせて、少し前から着々と準備が進んでいたので、迫力があります。これ自体は、過去のレポートでも紹介されていましたが、実際に体験すると色々気付きがあるものです。付近にいるだけでも、ホットワインなどの独特な香りを感じ、非日常感を体感できます。出店するのは、雑貨屋のほか、プレッツェルなど食べ物の屋台も多くありました。じっくり見ようと思うと、思いの外時間がかかるほどで、見応え抜群です。

 


最後に留学全体の感想をまとめてみます。留学中は、新しい発見や刺激の連続です。飽きのこない毎日は、厳しくも楽しかったと思います。また、私の場合は、留学を通して「人に頼る」とは何かを改めて考えられました。自分にできることはとことん挑戦し、そうでもないことはあまり無理せず人に頼るべきです。そういう面では、正直さが留学では非常に重要な気がしました。下手に無理して、分からないことに分からないまま取り組むと辛いです。正直に言いたいことを言うと、案外解決することも多かった印象でした。当然、無理しなきゃ良かったなと思うこともありましたが、それも良い経験であり思い出になっています。もし留学する場合は、皆さん自分の持ち味を活かして、楽しい留学にして下さい。私はあと一ヶ月で帰国です。残りの期間も悔いなく過ごそうと思います。

↓写真も載せています。良ければご覧下さい。