こんにちは!国際関係学部国際関係学部3年の奥田夏子です。私は、奨学金留学制度を利用し、インドネシアのスラカルタにあるスブラス・マレット大学(UNS)に留学しています。留学期間は1年間で、約半年が経過しました。現在は、大学が1か月間の学期休みに入ったため、今回の報告レポートでは休暇の様子についてお伝えしたいと思います。
〈学期休みについて〉
こちらの大学は1年に2回ほど長期の休みがあります。大学や学期試験が終わったタイミングにもよりますが、休みは1年のうち1月と8月で、期間は次の学期が始まる翌月の中旬ごろまでです。
〈スラカルタでの休暇の過ごし方〉
基本的に、スラカルタはジョグジャカルタと比べて静かな町です。ショッピングモールやナイトマーケット等もありますが、観光の場合だと、王宮や伝統的な古い市場を巡ったりとすぐに楽しみつくしてしまう可能性があります。しかし、そこがスラカルタの魅力でもあります。小さな町のため、お気に入りのカフェを見つけて憩いの場にしたり、伝統舞踊やワヤンがみられる機会があれば足を運んだり、スラカルタの名物グルメを味わう旅にでたりと、気軽に遠出することができます。また、もちろん隣町のジョグジャカルタには、電車で片道1時間ほどなので、海や娯楽を楽しみたい時に足を延ばすこともできます。
実際の私の普段の休みの過ごし方としては、ジャワ舞踊を習っているので、舞踊の練習を行ったり、先ほど触れたような伝統芸能がみられるイベントがあれば友人と行ったりしました。そのほかにも王宮のガイドツアーに参加し、王宮に関連のある建物を巡りながら、王宮の歴史について学んだりと非常に充実していました。また、スラカルタにあるカフェでは、200円以下でコーヒーを飲めるところが少なくなく、そのようなお気に入りのカフェを見つけては読書を楽しみ、リラックスした時間を過ごしていました。
年末年始には日本から遊びに来た両親を案内し、大学や寮の様子を実際に紹介したり、インドの古代文学の一つであるラーマーヤナを題材にした舞踊のフェスティバルを見に行き、新年を迎える時には花火を見ることもできました。
どちらかといえば賑やかというよりも、静かでこぢんまりとした町ですが、自分のお気に入りの場所や楽しみ方を見つければ、本当に居心地の良い場所だと感じます。もし留学に来た際は、自分の好きなお店や場所をぜひ見つけてみてください。きっと見つかるはずです。
〈最後に〉
授業はあと1週間足らずで始まり、学期休みも残り少ないですが、のこりの半年間も気を引き締めて頑張りたいと思います。本当に毎日時間が経つのが早く、あっという間に帰国の時を迎えてしまうと思うので、日々何か一つでもチャレンジすることを意識し、成長し続けていきたいと思います。