Education & Research

地域住民・地域社会が元気になるまちづくり

研究内容

研究テーマ

地域住民・地域社会が元気になるまちづくり

研究内容

地域住民・地域社会が元気になるまちづくりについて、可能な限りあらゆる方策の研究をおこなう。

研究員

板橋区 有馬 潤 産業活性化推進室産業活性化推進担当係長
橋本 一裕 区民文化部地域振興課長
岩田 雅彦 区民文化部住宅課長
寺西 幸雄 産業経済部くらしと観光課長
大東文化大学 中村 年春 経済学部社会経済学科教授
上遠野 武司 経済学部社会経済学科助教授
川野 幸男 経済学部社会経済学科講師
浅野 美代子 法学部法律学科教授
松尾 敏充 経営学部経営学科教授
山口 謠司 文学部中国学科助教授
首藤 禎史 経営学部経営学科教授

研究活動

2006年度

第1回 2006/6/22(木)18:00~19:30

於:大東文化大学2号館5階 20523会議室

  1. 夏季合宿について
  2. 公開講座について
  3. ブックレットについて
  4. 研究テーマについて(報告者:上遠野)
    • 「μプラン」について
    • フリートーク
  5. 対象地域の概要について(報告者:橋本、岩田、寺西、有馬)
    • 商店街振興、住宅問題、観光資源等の概要
  6. インターネットラジオについて(報告者:山口)
    • 可能性、実行可能な方法、コンテンツ等について
    • フリートーク
第2回 2006/7/24(月)18:00~

於:大東文化大学

  1. 商店街振興について(報告者:首藤)
第3回 2006/8/31(木)18:00~

於:大東文化大学2号館5階 20523会議室

  1. 研究経過報告(報告者:各研究員)
  2. 公開講座への対応
    • 不動通り活性化へ目を向けさせる
    • 大学研究員のゼミ対抗不動通り活性化プランコンテストの企画
  3. その他
第4回 2006/9/9(土)15:00~

於:森林公園ホテルヘリテイジ内研修室

  1. 研究経過報告
    • a. “大東文化大学が居る街(大東文化大学と地域住民が形成するコミュニティ)”づくりについて(報告者:首藤)
      • 高島平一丁目町会の役員は「大学はあることはいいこと」と話していることから、分科会と町会とが話し合う場があってもよい
      • 大学の存在が地域に希薄。地域との関係が薄い
      • 地域に開かれたキャンパスとしてのアピール
    • b. 朝日新聞記事「「政策力」大学院で磨け」について(報告者:中村)
      • 東武練馬再開発をテーマに住民を巻き込んで大東文化会館での交流会
      • 地域の公民館としての利用
      • 大学、学生、行政それぞれができることを整理するワークショップの開催
    • c. 「μプラン」推進のための検討事項について(報告者:上遠野)
    • d. コミュニティバスによる地域活性化について(報告者:有馬)
第5回 2006/9/10(日)9:00~

於:森林公園ホテルヘリテイジ内研修室

  1. 研究経過報告
    • a. 「産学公連携によるアクションプラン」「インターネットラジオ」について(報告者:松尾)
      • コンテンツをどうするか。ミニFMでもよい
      • なかいた環創堂のような店をμプランで採用する可能性はないか
    • b. テーマ・コンプレックス手法による「まち」の差別化戦略について(報告者:上遠野)
      • まちのブランド化要素の整理
      • 不動通り商店街等との話し合いの場の設定
  2. その他
    • 学生アイデアコンテストは2007年1月13日(土)に決定
    • ブックレットについて、今年度は理論研究、来年度は実証研究
第6回 2006/10/26(木)18:00~

於:大東文化大学板橋校舎20523室

  1. 各研究員の研究経過報告
    • a. 「コミュニティ」について(報告者:川野研究員)
      • シカゴ学派について
      • 都市の村人たちについて
      • 社会関係資本とコミュニティについて
    • b. 「板橋区民まつり」について(報告者:寺西研究員)
      • 中山道宿場会議では、区民参画による企画及びボランティアの活躍等の成果
      • 板橋縁宿(第1回商店街グランプリ)の成功に学ぶ点は、地域資源の掘り起こしが重要であること。μプランでは大東文化大学やその学生が資源
      • 「コミュニティ・バス」について(報告者:岩田研究員)
    • c. 公式発表で45万人の参加
      • 住宅地図による分析
      • バス路線による分析
      • 学バスと路線バスとの違い⇒道路運送法の関係
      • 行政の補助金は縦割り。文部科学省の補助金が出ている学バスに一般区民を乗せることはできない。
      • 地方のバスは赤字。自治体の支援が必要
    • d. 「バスロケ情報」について(報告者:有馬委員)
      • ICタグの技術を利用した、バスの位置情報の提供サービス
      • 川越市のCO-EDOシステムの紹介
  2. その他
    • 11月10日13時30分より徳丸支部町会長会議。大東文化大学との連携について話し合う予定
    • 10月29日10時より高島平まつり。大学との連携の可能性
    • 次回分科会は11月27日を予定
第7回 2006/11/27(月)18:00~

於:大東文化大学板橋校舎20523室

  1. 各研究員の研究経過報告
    • a. 「コミュニティ・バス」について(報告者:岩田研究員)
      • 都内コミュニティバスの状況
      • 学バスの利用状況を大学は把握していない
      • 大学と区が負担して民間バス会社へ委託という考え
      • 対象者の特定(学生か区民か)
      • 陸運局への申請が必要
      • 中村委員からコミュニティバスの事例紹介(土浦市、筑後市、豊田市)
      • 学バスがなくなった場合、民間バス会社が採算が合うと判断すれば効率的なルートが設定される
    • b. 「板橋区民のための生涯学習カレッジの開校」について(報告者:浅野委員)
      • 板橋コミュニティ・カレッジ構想について
      • 板橋区の生涯学習施策について
      • μプランとの関係性について
      • 地域ニーズとのマッチングが大切
  2. その他
    • a. 11月10日町会長会議について(中村委員出席)
      • アイデアコンテストについて学生の活動に対する協力を依頼
      • 町会からは大学の敷居の高さについて意見あり。地域行事への大学生の参加についても話あり
    • b. 地元商店街との会議について
      • 日程調整のうえ近々に実施する予定
    • c. 1月13日アイデアコンテストの審査について
      • 研究室1チームにこだわらず複数出してもよい。10チーム程度の参加
      • 賞金の配分について
      • コンテストに参加したことのない学生向けに企画書の共通フォーマットがあった方がよい
      • 当日の役割分担について
    • d. 今後の予定について
      • 次回は12月26日
      • 次々回は1月23日。この時点で今年度原稿の7~8割完成が目標
第8回 2006/12/26(火)18:00~

於:大東文化大学板橋校舎20523室

  1. アイデアコンテストについて
    • 応募状況:9件
    • 町会長・商店会長へ審査員依頼:郵送済み
    • プレゼン:1グループ20分、質疑10分、合計30分
    • 13時スタート。途中休憩をはさみつつ16時40分頃までに終了
    • 審査協議と表彰式を18時までに。18時から20時は交流会
    • 区職員への参加を周知
  2. 今年度ブックレットについて
    • 各自5000字(ワードで入力)
    • タイトルのみ1月13日に提出
    • 序文:上遠野委員。あとがき:なし。不動通り近辺の地域特性:橋本委員の予定
    • 編集担当は運営委員会により決定
  3. 研究経過報告
    • a. 「板橋区の観光振興について」(寺西委員)
      • 内容
        ・板橋区観光振興ビジョンについて
        ・板橋区の観光振興施策について
        ・産業観光について
        ・区民との協働の状況について(中山道宿場会議板橋宿大会における事例研究)
      • 討議
        ・区内イベントのデータ調査を実施?
        ⇒人材育成係との協議必要
        ・中山道宿場会議の事例は協働か?
        ⇒企画会議設置により実質的討議。
        行政のみでは考えられない具体的事業が多く生まれたため、協働の結果であると考えたい。
        ・商工会議所などは準行政のようなもの。市民セクターの活動に注目
        ⇒行政のいう協働の相手方は町会などの団体代表が多い。
        それ以外の人材発掘が必要。
    • b. 「市民セクターと行政との協働による「地域づくり」~地域資源(廃施設・スペース)の有効活用による賑わいの「場(空間)づくり」を考える~」(中村委員)
      • 内容
        ・自治体主導の「まちづくり」とその限界
        ・「まちづくり」手法の転換と市民参加
        ・徳丸・高島平地区の状況
      • 討議
        ・行政施設の有効活用について
        ⇒それぞれの行政目的により設置されているので他への転用には困難が伴いがちである。
        ・空き店舗情報は各商店街で把握
        ⇒区の空き店舗活用コンテストの際情報提供してもらっている。
第9回 2007/1/23(火)18:00~

於:大東文化大学板橋校舎20523室

  1. アイデアコンテストについて
    • 町会等への対応について改善すべき点があり
    • 100名を超える参加者
    • 予算7万円に対して賞金6万円、ボールペン8400円の支出、残金1000円少々
    • 受賞プランの扱い⇒実現に向けてどう進めていくか。新年度に入るあたりまでに検討
    • 19年度コンテストは9月29日(土)又は10月6日(土)に実施予定。場所は板橋校舎とし、全学的に行う
  2. ブックレットについて
    • 読者は学生と区民なので、易しい表現を心がける
    • 締め切りは明日の運営委員会で決定。1月31日を目処に準備を進めて欲しい
  3. 出張について
    • 場所は山梨又は大分で検討
    • 時期は2月17日(土)~19日(月)が候補
    • 浅野委員が中心となって調整
  4. その他
    • 次回は2月26日(月)18時より

2007年度

第1回 2007/4/27(金)

於:大東文化会館404号室

  1. 2007事業計画について(上遠野委員)
  2. 研究員の補充について
    • 呉先生
  3. インターネットラジオ構想の進捗状況について(山口委員)
  4. その他
    • a. 視察の件
      • 今年度は可能な限り視察を実施
    • b. ブックレットの作成
      • 年度内早めの作成を目指す
第2回 2007/5/17(木)

於:大東文化大学板橋校舎20523室

  1. 学生コンテスト
    • 平成19年度は全学的に実施
    • 平成18年度に入賞したアイデアについては、実現化に向けた取り組みを行う
  2. 研究報告
    • a. 「板橋区の商業、商店街について」寺西委員
      • 区の様々な支援サービスを活用して、不動通りの活性化を考えてみたい
    • b. 「道路デザインにおける配慮事項」上遠野委員
      • 商店街や町会の人たちとの会合を再度持ちたい
  3. その他
    • 次回は6月20日
第3回 2007/6/20(水)

於:大東文化大学板橋校舎20523室

  1. 「不動通りしんぶん」について(山口委員)
    • 配布方法 町会へ協力依頼
    • 7月に創刊予定
  2. 大学が関与する地域活性化の諸ケース(松尾委員)
    • 「こみゅーん」の発行
  3. オープンカレッジ秋期計画(浅野委員)
    • 講師は不動通り近辺の地域の方々に依頼するのはどうか(商店、病院、寺社、企業など)
    • 依頼方法などを大学側で検討
  4. まちの駅について(有馬委員)
  5. 「学生のいるまち」アイデアコンテスト(上遠野委員)
    • 7月13日(金)学生への説明会
    • 10月31日(水)提案書締め切り
    • 11月15日(木)一次審査
    • 11月16日(金)一次審査の結果発表
    • 11月22日(木)二次審査説明会
    • 12月22日(土)二次審査及び表彰式
  6. その他
    • 次回は7月11日(水)
第4回 2007/7/11(水)18:00~20:00

於:大東文化大学板橋校舎20523室

  1. 研究報告
    • a. 「(続)コミュニティ形成の諸条件:調査方法論」(川野委員)
      • レジュメによる説明
      • 意見交換
        寺西:北野神社の田遊び(重要無形文化財)を見て欲しい。昔の地域コミュニティについて学ぶことができる。御岳講というものも残っている。サティの土地は 大木伸銅跡地。不動通り近辺は工場地域。また、集合住宅が多いという性格も併せ持つ。
        中村:寺社仏閣が残っているということは、昔は農村地帯ではないか。御岳講には富裕農家が存在したはず。
        上遠野:コミュニティによって進取の気性に違いはあるか。
        中村:大学が移転してとき、周辺に学生街を作るという発想があれば違っていた。
        上遠野:学生は自分の居住地の地域活動に参加しているのか。
        川野:親世代の影響があるのではないか。子どもは親の地域活動を見ている。
        中村:実態調査にゼミ生の協力を得るのはどうか。
        川野:今後も継続的に各委員からのアイデアを募集する。
    • b. 「先進地におけるコミュニティバスの運営状況」(岩田委員)
      • 資料による説明
      • 意見交換
        上遠野:視察をしたが誰も乗っていない。採算をとれないことを承知でやる必要がある。自治体の交通政策の問題。
        寺西:板橋区に交通不便地域は存在しないというのが区の立場。高齢者や障がい者等に配慮するという目的で走らせる意味はある。
        中村:東上線と三田線をどうつなげるかがポイントか。所沢のコミュニティバスは使えない。
        川野:高齢者や障がい者用は福祉バスでよく、コミュニティバスでなくてもよい。
        岩田:三田線と東上線をつなげる計画は昔あった。
  2. まちづくりアイデアコンテストについて
    • 学生向け説明会を近々実施
  3. 浅野委員提案の講座実施について
    • 受講料徴収が課題。もう一度練り直し
  4. 夏合宿について
    • 9月8日、9日開催
  5. その他
    • 8月の分科会は休み
    • 出張(大分、山形など)への参加