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久喜市SDGs市民ワークショップ、シンポジウムに参加しました

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久喜市の魅力と未来を考える集い

 本学と連携協力に関する基本協定を締結している久喜市は、2024年度を始期とする「第2次久喜市総合振興計画」の策定を進めています。この計画推進の一環として、また、SDGsに関する取り組みを一層推進するため、ワークショップが開かれ、本学から4人が参加しました。

市民ワークショップ

手前の男性は運営スタッフの方です。

 「久喜市SDGsマップ」を作成する市民ワークショップは7月と8月に開かれました。SDGsの視点を踏まえ、10年後の久喜市の未来について、事前学習や現地フィールドワークを実施したうえで臨みました。魅力的な場所や改善すべき場所、足りないところなどを各自が付箋に書き、地図に落とし込みながら、久喜市の未来を描いたSDGsマップをつくっていきました。4人とも久喜市在住ではありませんので、自由な視点でアイディアを出すことができたのではないかと思います。

SDGsシンポジウム

11月13日にはSDGsシンポジウムが、久喜総合文化会館で行われ、市民ワークショップの成果発表や、パネルディスカッションなどがありました。

 市民ワークショップの成果発表について、4人を代表して登壇した伊東さんは、「各世代層が幅広く事業に参画すれば、持続可能な事業が推進できる」と発表しました。
 具体的には、久喜市の情報発信とりわけSNSの利活用について触れました。今やSNS利用は、ブログやHPといったツールから、TwitterやTikTokなど、一目で情報をキャッチできるツールにバトンタッチされていることに着目。菖蒲、ラベンダーやポピーといった市の宝物の情報を随時、そして手軽に発信することで広い範囲にそれらの情報を拡散できるのではないかと提案しました。
 また、小・中学校の総合学習の時間帯等を活用し、シルバー世代の皆さんと一緒に、花々を植栽する事業を展開するなど、幅広い世代層の手で、自然環境の保全にも努めることが可能であるとしました。若い世代は、それらをボランタリーに支え、その情報も発信していくことが役割だと思うと説明しました。

参加者
・田口徳美さん(スポーツ科学科3年)
・宮島朝比さん(スポーツ科学科3年)
・伊東貴人さん(健康科学科3年)
・薗田瑞穂さん(大学院修士1年)