■「書評キャンパス」とは?

「書評キャンパス」は書評専門紙『週刊読書人』で連載中のコラムのひとつです。
大学生が本を選んで、書評を書き、応募された日本全国の大学生の書評の中から、毎回1書評ずつ掲載されます。
また、書評とは「簡単なあらすじの紹介だけでなく、本の内容を読み込み、批評・紹介すること」を目的とするもので、「その本を読んでいない人にも内容や魅力がきちんと伝わるように書く文章・評論」のことです。
本のジャンルはなんでもOKです。
2020年度はすでに2名の本学学生の書評が掲載されています。
2020年5月29日号 小林 寛尚さん(社会学科2年)
『朝が来る』 書評の掲載先はこちら
2020年9月11日号 金井 志織さん(日本文学科4年)
『葡萄が目にしみる』 書評の掲載先はこちら
これら2名の学生が書いた書評は、東松山図書館1階カウンター前に展示してありますので、是非ご覧ください。
また、過去にも多くの本学学生の書評が掲載されています。
(学年は掲載当時のものです)
■2018年度
2018年8月17日号 奥田 樹さん(環境創造学部環境創造学科3年)
『こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち』
2019年1月11日号 石川 裕也さん(文学部日本文学科3年) 『文学はおいしい。』
2019年3月29日号 神 亜莉沙さん(文学部中国学科4年) 『ツバキ文具店』
■2019年度
2019年4月26日・5月3日合併号 山口 玲華さん(日本文学科3年) 『鬼火・底のぬけた柄杓』
2019年5月31日号 石川 裕也さん(日本文学科4年) 『私が総理大臣ならこうする』
板橋・東松山両図書館には2017年度・2018年度に書評キャンパスに掲載された一年分の書評をまとめた図書も所蔵があります(請求記号:019.9/D16/2017-2018)。
こちらの書籍には「書評キャンパス」に掲載された当該年度全学生の書評や添削例(採用された書評の初稿に対する編集部のコメント入り)が掲載されており、2018年度版には、本学学生が「仕事」として編集部より依頼を受け、難易度の高い書評を執筆した実績(134頁)も掲載されています。非常に参考になります。
【経験者の方々から頂いたコメント・メッセージ】
チャレンジを通して感じたことや、実際に経験したからこそわかった、よかった点・おすすめの点を教えていただきました。
応募に迷っている学生は、是非これらのコメントやメッセージを応募のきっかけの一つにしていただければと思います。
●何か一つ打ち込める事をしたいと考えていた時、図書館員さんに誘われて書評を書き始めました。文章を書くことに自信は無かったのですが、掲載され初めて自信がつきました。好きな作家さんの作品を紹介し、様々な方に読んでもらえるのはとても嬉しかったです。
●本、読むだけでいいの?
もし本を読んで感動したのなら、呆れたなら、苦しんだなら、怒ったなら、興奮したのなら
まだその本を知らない人たちに教えてみませんか。自分の気持ちを文字にするって案外難しい。けどそれを一つの文章に表せたとき、その本はただの一冊から特別な一冊に変わる。
● 「書評」と聞くと、堅苦しい印象を受ける方もいると思いますが、要は本のレビューです。友人におすすめするように、「いいな」と思ったところを自分の言葉 で表現できれば、それは立派な書評だと思います。「この本が好き!」という気持ちさえあれば大丈夫。気軽に挑戦してみてください。
さあ、皆さんも、書評の執筆にチャレンジしてみましょう!
興味がある方は、是非一度図書館カウンターのスタッフまでお声がけください。
来館が難しい場合は、電話(0493-31-1532)やメール(mlib@ic.daito.ac.jp)での問い合わせも受け付けています。
■応募方法
以下の内容をメールアドレス(mlib@ic.daito.ac.jp)まで送信してください。
件名 :書評キャンパス応募希望
本文 :①所属学部・学科 ②学籍番号 ③氏名 ④連絡が取れるメールアドレス
⑤電話番号 ⑥(すでに候補がある場合)書評を書いてみたい本のタイトル