東松山図書館は東洋研究所とコラボ企画展を開催しています。その名も「いま東洋研が熱い!」です。
東洋研究所が主催する講座「東洋学へのいざない」の最新情報が明らかになりました。
10月1日(火)5時限目(16:45-17:45)に東松山キャンパス7号館(7312教室)で開催されます。※詳しくは下記アンケート
今回のタイトルは『「東洋(オリエント)」を構築する——エドワード・W・サイード『オリエンタリズム』から学ぶ知と権力のつながり』。「東洋」を構築する知と権力の提携を明らかにした名著『オリエンタリズム』を取り上げます。
“オリエント”という言葉から、何を想像しますか? 古代文明、砂漠、オアシス、ヤシの木、シナモン。。。
では“オリエンタリズム”という単語からは、何を思い浮かべますか? エキゾチック、西洋人が持つ東洋への憧れ、異質なものへの好奇心。。。
“東洋”があれば、対の“西洋”がある。両者の関係性をさまざまな角度から読み解き、現在の世界情勢を理解するための視点を、藏田明子先生(東洋研究所兼任研究員、本学非常勤講師)が解説してくれます。
講座をより深く楽しむための資料が東松山図書館1階で展示されているので、手に取って読んでください。
図書館は東洋研究所とコラボして、好奇心をくすぐる情報を発信していきます。
「大野盛雄フィールドワークの軌跡」全5巻刊行記念展示も開催中です。
経済地理学、文化人類学的視点からイラン、アフガニスタン、それにトルコなど中東地域の農村調査によって人びとの自然、歴史、文化などを解き明かすシリーズとなっています。
大先輩が築いてきた研究の道をたどると、その先の道を作るのが自分だと気づくはずです。この本をきっかけにしてください。
こちらは“活躍する大東人”コーナーに展示しています。