私は、卒業論文で幼保の保育内容の検討をテーマとして取り上げ、研究調査において1人の公立園退職園長にインタビュー調査を行いました。インタビューを進める中でテーマに関する話の他にも、保育者として成長するために必要なこと、つまりキャリア形成についてお話を聞くことができました。お話を聞き卒論を執筆する中で、卒論の主指導を担当してくださった先生から、自分自身が保育士としてこれからどのように成長し長い保育士人生を歩むのかというキャリア形成に焦点を当て研究をまとめ直して保育士養成協議会関東ブロック主催の学生研究発表会に出てみないかと声をかけていただきました。学生研究発表会に参加する機会は学生生活の中で、最初で最後になることに加え、何事も経験してみたいという思いから、参加することを決めました。内容としては、キャリアの見通しを持つことで自分の立場やこれからの立場について理解し私生活の充実を図ることの重要性や、コミュニケーションを取ったり子どもへの思いを持ったりすること、妊娠出産はポジティブに捉えられる経験であることを考察しました。
今回の研究や発表会を通して、自分の保育士人生に見通しを持つことができました。この研究を生かして保育士として公立保育園で頑張っていきたいです。