Graduate school

法学研究科

公共政策学専修コース

コースの概要

大東文化大学大学院では、経済学研究科経済学専攻と法学研究科政治学専攻とが連携して、平成19年度から「公共政策学専修コ-ス」を開設しました。
このコ-スでは、政策立案のスキルアップをめざす現職公務員はもとより、公務員志望の学部卒業生、公共政策に関心をよせる企業・各種団体等の職員、社会貢献をめざす方々、日本の公共政策を研究対象とする留学生などを念頭に、経済学の科目と政治学の科目とを併行して修得しつつ、自己の関心分野に応じて勉学を深めることができるよう授業科目が編成されております。
このコ-スは、大東文化大学大学院経済学研究科経済学専攻博士課程前期課程または法学研究科政治学専攻博士課程前期課程のいずれかに在籍してその専攻の公共政策学に関係する基本的な科目を履修しながら、併行して他方の専攻の基本的な科目も履修するところに特徴があります。

修了の要件

経済学専攻

修了単位は30単位以上です。このうち経済学専攻公共政策学専修コースにおいて指導教員が担当する研究指導科目Ⅰおよび同Ⅱの各4単位、ならびに研究指導教員が担当する講義・実習科目の中から2科目8単位以上および政治学専攻公共政策学専修コースにおいて開講される演習指導教員が担当する講義科目の中から2科目8単位以上を含まなければなりません。

政治学専攻

修了単位は32単位以上です。このうち政治学専攻公共政策学専修コースにおいて指導教員の担当する演習科目8単位、ならびに演習指導教員が担当する講義科目の中から2科目8単位以上および経済学専攻公共政策学専修コースにおいて開講される研究指導教員が担当する講義・実習科目の中から2科目8単位以上を含まなければなりません。

専攻科目 ※2017年度参考

経済学専攻 応用経済学ABC(公共経済学)/応用経済学ABC(金融)/経済学特殊講義AB(消費者政策・法制)
政治学専攻 政治学特殊講義/政治過程論特殊講義/行政学特殊講義

修士論文または調査研究報告書(リサーチペーパー)

公共政策学専修コ-スの学生は、修了にあたって修士論文または調査研究報告書(リサ-チペ-パ-)のいずれかを作成しなければなりません。調査研究報告書(リサ-チペ-パ-)とは、特定の課題についての実践的な研究の成果をまとめたものです。

学位の授与

公共政策学専修コースを修了した方に対して「修士(公共政策学)」の学位を授与いたします。
なお、修士論文を提出して修了をした方については、経済学専攻の公共政策学専修学生の場合には「修士(経済学)」を、政治学専攻の公共政策学専修学生の場合には「修士(政治学)」をそれぞれ「修士(公共政策学)」の学位に代えて授与することも可能です。