研究科・コース紹介/Graduate school
文学研究科
教育研究上の目的および基本方針(3つのポリシー)
書道学専攻 博士課程前期課程
教育研究上の目的
文学研究科書道学専攻博士課程前期課程は、漢字文化・仮名文化に立脚した書の本質をグローバルな視点から解明し考究する「書道学」の理念に基づき、高度な職業人の養成、高い見識をもった研究者・教育者・書作家の育成、国際交流の推進など、学内外の要望に応えられるような人材を送り出すことを目的とします。
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
文学研究科書道学専攻博士課程前期課程は、建学の精神に基づく教育目標に定める人材を育成するため、所定の期間在学し、所定の単位を修得し、専門分野に関する次のような高度な能力を身につけ、修士論文および修了作品が審査のうえ合格と認められた学生に、修士(書道学)の学位を授与する。
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- (1)書学と書作の両分野における深い知識と高度な技術を修得しており、日本および中国古典を主とした様々な文化を総合的に捉えることができる。
- (2)古典中国語(漢文)および古文の読解力を有し、的確に言語を使用することができる。
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- (1)中国および日本の書作品を鑑賞し、批評・分析できるとともに、それを他者に的確に伝えることができる。
- (2)自らの考えをまとめ、作品や論考などにおいて豊かに表現することができる。
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- (1)「中国書学」「日本書学」「中国書法」「日本書道」「書跡文化財学」のいずれかに関わるテーマに沿って、主体的に専門性を深めることができる。
- (2)書をめぐる東洋文化に立脚した東西文化の交流を図ることができる。
教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
文学研究科書道学専攻博士課程前期課程は、修了認定・学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、以下のような内容、方法、評価の方針に基づき、教育課程を編成する。
1.教育内容
「中国書学」「日本書学」「中国書法」「日本書道」「書跡文化財学」の5領域から専門分野を選択し、その分野の演習科目を必修として2年間にわたって履修し、関連の深い特殊研究科目を選択する。
- 高度な専門的知識を修得し広い視野に立った研究ができるように、専攻科目と関連科目を設置している。
- 専攻科目は、研究指導教員による演習科目と講義科目として各分野の専門的な特殊研究科目を設置している。
- 関連科目には、近接の学問分野の科目を置き、さらに外国語科目も設置している。
- 研究能力を養成するために演習科目を設置し、修士論文を主とした研究論文の指導および研究遂行の基礎となる文献の読解を行う。また、修了作品においては、作品制作の指導および創作の基礎となる古典の臨書および鑑賞を行う。
2.教育方法
自己評価と他者評価を踏まえた、学びの振り返りを促していく。
3.評価方法
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)で掲げられた能力の達成状況を、書道学専攻における単位取得状況、研究指導受講状況、学位論文および修了作品等の結果によって評価するものとする。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
文学研究科書道学専攻博士課程前期課程は、教育研究上の目的、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)に基づき、次のような要件を備えた受験生を各種選抜試験によって受け入れる。
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- (1)書学と書作の両分野において、学部で培った基礎的な知識と技能を持ち、専門的に高度な知識と技能を修得するための学力を有している。
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- (1)書学や書作に高い関心を抱き、広い視点から書をめぐる文化の諸問題を究明するため、自らの課題や社会的要請を意識しながら創造的に表現することができる。
- (2)現代社会における「書」の文化的役割や機能を深く理解し、社会人として優れた表現力と判断力を持ち、国際人として積極的に活躍することができる。
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- (1)「中国書学」「日本書学」「中国書法」「日本書道」「書跡文化財学」のいずれかに関わるテーマに沿って専門的に追究する意欲を持ち、関連する高度職業人を目指している。
書道学専攻博士課程前期課程アドミッション・ポリシーと各入学選抜試験との関連表
入試方式 | 選抜方法 | アドミッション・ポリシー | ||
---|---|---|---|---|
AP1 | AP2 | AP3 | ||
前期一般方式 | 筆記試験 (外国語、専門) |
● | ● | |
実技試験 | ● | ● | ||
小論文 | ● | ● | ||
面接試験 | ● | ● | ● | |
前期社会人方式 | 筆記試験 (専門) |
● | ● | |
実技試験 | ● | ● | ||
小論文 | ● | ● | ||
面接試験 | ● | ● | ● |
カリキュラムマップ
カリキュラムツリー
書道学専攻 博士課程後期課程
教育研究上の目的
文学研究科書道学専攻博士課程後期課程は、漢字文化・仮名文化に立脚した書の本質をグローバルな視点から解明し考究する「書道学」の理念に基づき、中国書学、日本書学、書跡文化財学のトップリーダーの養成を目的とします。
学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)
文学研究科書道学専攻博士課程後期課程は、建学の精神に基づく教育目標に定める人材を育成するため、所定の期間在学し、所定の単位を修得し、専門分野に関する次のような高度な能力を身につけ、博士論文が審査のうえ合格と認められた学生に博士(書道学)の学位を授与する。
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- (1)「中国書学」「日本書学」「書跡文化財学」のいずれかの分野における専門的職業人としての高度な知識を有し、中国および日本の古典を主とした書をめぐる文化を総合的にとらえ、異文化交流におけるリーダーシップを取ることができる。
- (2)古典中国語(漢文)および古文の高度な読解力を有し、的確に言語を使用することができる。
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- (1)文献の高度な読解力と作品の精細な観察力をもとに高い分析能力を持ち、論理的に考え、表現することができる。
- (2)より高度で専門的な知識を有し、書の文化を総合的にとらえ、社会人としての優れた判断力と表現力によって円滑に研究を遂行することができる。
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- (1)「中国書学」「日本書学」「書跡文化財学」のいずれかに関わるテーマに沿って主体的に専門性を深め、社会の要請に応じて指導的な役割を担うことができる。
- (2)書をめぐる東洋文化に立脚した東西文化の交流における中心的な役割を担うことができる。
教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)
文学研究科書道学専攻博士課程後期課程は、修了認定・学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、以下のような内容、方法、評価の方針に基づき、教育課程を編成する。
1.教育内容
「中国書学」「日本書学」「書跡文化財学」の3領域から専門分野を選択し、その分野の演習科目を必修として3年間にわたって履修し、関連の深い特殊研究科目を選択する。
- より高度な専門的知識を修得し広い視野に立った研究ができるように、専攻科目と関連科目を設置している。
- 専攻科目は、研究指導教員による演習科目と講義科目として各分野の専門的な特殊研究科目を設置している。
- 研究能力を養成するために演習科目を設置し、博士論文を主とした研究論文の指導および研究遂行の基礎となる文献の読解を行う。また、学界に通用する緻密かつ独創性のある博士論文の作成を目指す。
2.教育方法
自己評価と他者評価を踏まえた、学びの振り返りを促していく。
3.評価方法
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)で掲げられた能力の達成状況を、書道学専攻における単位取得状況、研究指導受講状況、学位論文等の結果によって評価するものとする。
入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)
文学研究科書道学専攻博士課程後期課程は、教育研究上の目的、ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)、カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成・実施方針)に基づき、次のような要件を備えた受験生を各種選抜試験によって受け入れる。
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- (1)書学・書跡文化財学について、博士課程前期課程(修士課程)などにおいて修得した知識や技能を持ち、博士論文を執筆するために十分な学力がある。
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- (1)学際的な視野をもって書をめぐる文化の諸問題を究明するため、自らの課題や社会的要請を意識しながら創造的に研究に取り組むことができる。
- (2)現代社会における書の文化的役割や機能を深く理解するとともに、社会人として優れた表現力と判断力を持ち、国際人として積極的に活躍することができる。
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- (1)「中国書学」「日本書学」「書跡文化財学」のいずれかに関わるテーマに沿って専門的知識と研究方法を身につけ、多様な場面において指導的な役割を担う人材となることを目指している。
書道学専攻博士課程後期課程アドミッション・ポリシーと各入学選抜試験との関連表
入試方式 | 選抜方法 | アドミッション・ポリシー | ||
---|---|---|---|---|
AP1 | AP2 | AP3 | ||
後期一般方式 | 筆記試験 (外国語、専門) |
● | ● | |
面接試験 | ● | ● | ||
後期社会人方式 | 筆記試験 (専門) |
● | ● | |
面接試験 | ● | ● |