11月12日東松山キャンパス9号館3階交流ラウンジにおいて、スポーツ・健康科学部およびスポーツ・健康科学研究科主催による動物慰霊祭が行われた。本慰霊祭は、研究・教育に貢献した実験動物に対する供養と感謝の念を捧げるため昨年度初めて開催され、本年度で2回目となる。
祭主のスポーツ・健康科学部の遠藤俊郎学部長から「犠牲となった動物に報いるために、成果を最大限役立たせることに傾注しなければならないと考えております。教育と研究の進歩にかかわった実験動物の霊に対し謹んで、ここにご冥福をお祈りいたします。」と慰霊の辞が述べられた。続いて、動物実験施設長の大城聰教授より、「動物愛護の観点から動物実験についての「3つのR(reduction(減量)、replacement(代替)、refinement(洗練))」を考えて実験にあたってほしい」と弔辞が述べられた。
その後参列者全員で黙祷後、献花により動物たちの冥福を祈り、最後にスポーツ・健康科学研究科委員長琉子友男教授より 「これからも尊い命と引き替えに得られた研究成果が、医療および健康科学分野の発展におおいに役立つことを祈念します。」との挨拶により閉会となった。