学生ガイドと巡る「知られざる川越の史跡」PART2(主催:歴史文化学科 落合義明研究室)が2025年11月29日(土)に開催されました。
当日は、川越市内の河越館跡の史跡、上戸日枝神社、山王塚古墳および川越市立博物館での古文書を学生ガイドら18名が案内し、22名の一般の参加者が説明に熱心に耳を傾けていました。
研究活動の成果を社会に還元する本行事は、(一財)リモート・センシング技術センターの指定寄附により実現しました。また、川越市教育委員会および川越市立博物館に後援いただきました。ここに記して感謝申し上げます。
参加者の感想(抜粋)
•各史跡について良く調べており、解説も分かりやすかった。また飽きさせないような工夫も見られよかった。
•勉強の成果が解説によくでていました。
•山王塚古墳のガイドの際に古墳の形が分かる模型があり、古墳の様子がわかり易くなった。
•古文書や古墳などの説明がわかり易かったです。古文書だと、地図や絵などを使っていてイメージしやすかったです。山王塚古墳では、模型や、人の位置との比較がよかったです。
•一人一人が考えた発表内容の充実。見せ方の工夫が大変面白かった。
•イヤホンガイドではっきり聞き取れました。考えて文章を作成され、たいへんだったと思います。これからもいろいろな場所で案内してほしいです。ガンバッテください。
本行事を担当した歴史文化学科学生の感想(抜粋)
•学生ガイドに参加し、改めて地域の魅力を発信するということの重要性を感じた。普段いかない場所だからこそ、実際にその場所を訪れることに価値があるのだと思った。同様に、住み慣れた場所でも知らないことが沢山あり、それぞれの地域の歴史を学んでいくことの重要性も学ぶことができたと思う。
•昨年に続けてガイドに参加することができ、多くの観光客が訪れる川越の街並みだけでなく、歴史のある史跡が川越に多く所在していることを改めて知ることのできる機会であった。学生自身が調べ訪れて気が付いたことなどをガイドすることで学生のスキルを上げることだけでなく、地域の町おこしができたのではないかと思った。自主的に参加した学生たちだからこそやる気があり、お客様に安全に楽しんでいただくことのできたプロジェクトとなったと感じた。
•今回、私は古文書のガイド役を務めさせていただいたのですが、やってよかったなと感じました。私自身、実を言うと、古文書を読んだりするのは苦手で最初のガイドの勉強会ではめちゃくちゃな発表をしてしまいました。その次の勉強会でも人に伝えるということの難しさを痛感しました。そこからは先輩のアドバイスや先生のご指導のもと何とか形にすることができました。また、3年生には横の繋がりを教えていただきました。僕らも見習って来年にこのような場を設けていただいた際には、横のつながりを意識して臨みたいと改めて思いました。本当に本当に、先生や先輩たちにはお世話になりました。ぜひ僕らも見習い、後輩に繋げていけたらなと思えました。ありがとうございました!
•学生ガイドを終えて、挑戦してよかったという気持ちが一番強いです。一昨年、昨年とガイドを見る側・サポートする側にいたので、ガイドをすることがどれだけ大変で多くの時間が費やされてきたのか想像ができませんでした。今年初めてガイド役を務めてみて、自分の力不足を感じました。ただ調査内容をまとめて発表するのではなく、様々な場面での気遣いなど、先回りして考えなければならないことが多く、何度も学生ガイドの皆さんや先生方に助けていただきました。また、何回も発表の機会を設けていただけたおかげで、数を重ねるごとにより良い発表に近付けることができました。学生の皆さんと先生方で数多くの意見を交わしながら、より良いガイドを作り上げていく過程がとても楽しく、同じ熱量で努力できるこの環境があることを幸せに感じました。




