Education & Research

宮城県 東松島市との交流事業

連携に関する協定締結

2017年1月27日に地域連携基本協定、大東文化大学と宮城県東松島市は連携協力に関する包括協定を締結しました。

「東松島フレンドシッププロジェクト」について

本学のキャンパスのある「東松山市」は、東日本大震災で大きな被害に見舞われた宮城県「東松島市」と市の名称が一文字違いであり、はじめはそのような縁から応援、交流事業が始まりました。

 

本学では、2012年10月の相撲部による「ちびっこ相撲」を皮切りに、2013年度より管弦楽団による復興支援コンサート(※2015年度より「フレンドシップコンサート」に改称)や全學應援團・吹奏楽団による「のびる地区民まつり 応援演舞」や「JR仙石線開通記念式典」等の復興応援活動、ローバースカウト部による森林の整備などの継続的なボランティア活動など、多くの学生が東松島市を応援してきました。

 

2015年度からは本事業を「東松島フレンドシッププロジェクト」と命名し、2016年度より「東松島フレンドシップPBL(課題解決型授業)」を実施するなど、相互の連携を拡大し、現在では、公開講座の実施をはじめ、交流事業への教職員や学生の派遣等を実施しています。

 

本プロジェクトを通じて、宮城県東松島市との末永い友情と発展を願い、継続的な交流事業に取り組んでまいります。

「フレンドシップ公開講座」実施

2020年度より、宮城県東松島市の地域の方々を対象に本学教員が出張講座を行っています。小学生を含む親子を対象に知的好奇心を刺激する教育支援活動として理科実験等の探求学習の講座や、一般の方を対象に健康増進を目的とした公開講座等を実施しています。

 

交流事業への教職員や学生の派遣

本学の教職員、学生が東松島市に赴き、様々な応援活動を行っています。

全學應援團・吹奏楽団による応援活動

全學應援團(リーダー部・チアリーダー)、吹奏楽団が東松島市の催事やセレモニーに参加し、パフォーマンスを披露することで東松島市の方々と交流する機会となっています。

 

2024年11月には東松島市の新たな観光拠点としてオープンした「道の駅東松島」で、本学の全學應援團リーダー部・チアリーダー部と吹奏楽団の学生36名がオープニングイベントのセレモニーに参加し、パフォーマンスを披露しました。

 

野蒜海岸ビーチクリーン活動(ゴミ拾いボランティア)への教職員、学生の参加

2022年度より、教職員と学生が宮城県東松島市の野蒜海岸でゴミ拾いのボランティアに参加しています。2011年の震災以降、野蒜海岸は海開きがされていませんでしたが、2022年に海開きを再開し、子どもたちが怪我をしないように海岸の清掃が行われています。

「宮城オルレフェア」への教職員の参加

宮城県東松島市との継続的な交流事業の一環として、「宮城オルレフェア」に教職員が参加し交流を行っています。2021年度には、本学教職員が一般参加者の救護を行ったことに対し、東松島市より感謝状が贈呈されました。