Graduate school

法学研究科

院生・修了生からのメッセージ

長澤愛佳さん

2017年3月
現在の所属:横河ソリューションサービス株式会社 東関東統括本部勤務

法学研究科で学んだこと

長澤愛佳さん

私は地方の国立大学で人文学部の学生をしていた頃にカナダについて興味をもち、カナダ政治をご専門とされている先生のいらっしゃる大東文化大学法学研究科に進学したいと考えました。大学院に入ってからは政治学の授業を受けながら、カナダ政治、特にカナダ外交の文献を読み進めていきました。それはカナダや日本、世界について自分の理解を深めていく日々であり、知れば知るほどもっと知りたくなるような学ぶことの楽しさを味わっていた毎日でした。あれだけ自分の興味のある分野に浸ることができた大学院時代は今振り返っても大変貴重な時間だったと感じます。大学院時代を通して知識の面はもちろん、物事に対する考え方においても成長することができたと思います。それは先生方や他の大学院生との会話、そして文献を読んで色んな意見に触れたことが大きな要因です。同じ意見、違う意見で区別しがちだった私ですが、もっと大きな視野で話を聞くことによってより良い考えが生まれてくるのだと今は実感しています。現在は色んな方とお話しをする機会の多い職場に勤めています。大学院時代に培った広い視野を存分に使い、少しでも社会の役に立てるよう頑張っていきたいと思っています。

受験生へのアピール

法学研究科での日々は学ぶ楽しさを実感していた毎日でした。それを支えて下さっていたのが法学研究科の先生方です。私はそれまで政治学を専門に勉強してこなかったのですが、先生方はそんな私にも丁寧にご指導して下さいました。また毎日の授業においても私たちの意見や疑問を尊重して下さったため、授業も主体的に取り組むことができました。
法学研究科は先生方、他の大学院生、事務の方々皆さんアットホームな印象が強いです。廊下や事務室、研究室で立ち話しすることは研究のいい息抜きになっていました。また区役所の方々とも交流が深く、私は専門ではなかったですが区役所の方々の講義や区長さんの講演会も参加していました。

さらに私はフィールドワークという制度を使って資料集めのためカナダに一ヶ月ほど滞在しました。フィールドワークは研究目的での海外滞在を応援してもらえる制度で、行く国々によって金額は異なりますが交通費や宿泊費を援助してもらえます。私もカナダでの費用のかなりの部分を援助してもらいました。大学院時代とは学部生としても社会人としても味わえない特別な時間です。ぜひ存分に楽しんでいただければと思います。